くらし 令和6年度 一般会計決算状況

■令和6年度一般会計決算の概要と財政状況をお知らせします。

▽歳入総額は前年度に比べ3億8,597万円(+1.5%)の増加となりました。主な増加の要因は、普通交付税などの地方交付税の増、長崎県畜産環境対策総合支援事業費補助金などの県支出金の増、ふるさとしまばら応援基金などの繰入金の増によるものです。

▽歳出総額は前年度に比べ2億8,651万円(+1.1%)の増加となりました。主な増加の要因は、定額減税補足給付金、新たな住民税非課税等世帯支援給付金や児童手当等給付費の増、島原自転車道線整備事業などの地方創生整備推進交付金事業の増によるものです。

《財政健全化判断比率・資金不足比率》

◆島原市の財政状況を家計簿に置き換えると?[市民1人当たりの額]

※人口は41,603人(令和7年3月31日現在)として算出しています。
※総務省が定めた地方財政統計上の数値を使用しているため、決算書の総額とは一致していない場合があります。

【令和6年度に実施した主な事業】
(1)島原城築城400年記念事業…5,949万円
島原城築城400年を迎え、島原城や城下町の歴史や文化を振り返り、次世代に伝承するための事業を実施しました。

(2)たしろ号EV化実証実験事業…1,926万円
コミュニティバス「たしろ号」の持続可能な運行のため、日本初の10人乗りコンバートEV車1台を導入し、適正な運行形態を検証する実証実験を実施しました。

(3)無電柱化推進事業…1億7,887万円
島原城周辺の景観や災害に強いまちづくりのために、電線の地中化及び歩道空間の整備を実施しました。

(4)安徳新山線整備事業…2億2,865万円
地域住民の利便性向上と沿線の良好な市街地形成を図るため、都市計画道路安徳新山線の建物等調査業務や改良工事、用地取得、建物などの補償を行いました。

(5)島原自転車道線整備事業…1億3,301万円
島原鉄道廃線跡地を活用し、快適に利用できる自転車歩行者専用道路を整備しました。

(6)お風呂とたしろ号共通利用券助成事業…447万円
長年にわたり社会に貢献してこられた高齢者への感謝と長寿をお祝いするため、70歳以上の方に「入浴施設」およびコミュニティバス「たしろ号」で利用できる優待券を1人5枚配布しました。

▽令和6年度特別会計決算状況
島原市には特定の事業を行うため、一般会計とは別に3つの特別会計を設けています。
歳入総額は72億3,422万円(前年度比△3.3%)、歳出総額は70億3,497万円(前年度比△4.4%)となりました。

問合せ先:総務課