- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県壱岐市
- 広報紙名 : 広報いき 2025年5月号 No.254
■岡宮(おかみや) シノブさん(芦辺町) 大正14年1月生まれ
尋常小学校卒業後、農業のほか大村航空廠、日本ゴムに勤め、壱岐で結婚し、2人の子宝に恵まれました。その後、ご主人の仕事の関係で横浜にて清掃業に勤めた後、再び壱岐に帰られ、農業や土木関係など様々な仕事を続けられました。
趣味:裁縫、野菜作り
長寿の秘訣:若い頃から農業で体を使い、体に気を遣っていること。
シノブさん、これからも元気に長生きしてください。
■齋藤 哲郎(さいとう てつろう)さん(石田町) 大正14年2月生まれ
鹿児島農林専門学校に入学後、学徒出陣を経験し、復学後に鹿児島大学農学部を卒業されました。その後、化学・生物の高校教員として、壱岐高校や壱岐商業高校など県内高校で教鞭をとられ、結婚後は、3人の子宝にも恵まれました。定年後、石田町の歴史・生物などを研究する会「石田野(いわたぬ)」に参加されていました。
趣味:囲碁、川柳
長寿の秘訣:体を使う農作業を長年していたこと。
哲郎さん、これからも元気に長生きしてください。
■小野(おの) ミサノさん(石田町) 大正14年3月生まれ
学校卒業後、福岡で仕事し、壱岐に帰られて結婚後、4人の子宝に恵まれました。長年、家の農業を手伝い、ご主人を早くに亡くされてからは、女手一つでお子様を育てられました。現在は、20人以上のお孫さんやひ孫さんがいらっしゃいます。
趣味:裁縫、編み物
長寿の秘訣:農作業などで体を動かし、贅沢をしないこと。
ミサノさん、これからも元気に長生きしてください。
■久間(くま) チエ子(こ)さん(郷ノ浦町) 大正14年3月生まれ
壱岐の女学校卒業後、同じ郷ノ浦元居出身のご主人と結婚し、ご夫婦で福岡にて生活されていました。チエ子さんはエンジンドックという会社で事務職員として定年まで勤めた後、壱岐に帰られ、ご夫婦で悠々自適に過ごされました。おしどり夫婦で仲が良く、老人会の湯本温泉訪問や各種イベントにご夫婦で参加されていたそうです。
趣味:歌、書道
長寿の秘訣:食事の好き嫌いがなく、几帳面に健康管理をしていたこと。
チエ子さん、これからも元気に長生きしてください。
■今西(いまにし) ヨシ子(こ)さん(石田町) 大正14年3月生まれ
尋常小学校卒業後、学校の先生の家で奉公を経験し、結婚されました。ご夫婦で郵便局に勤めていましたが、ご主人はお子様が生まれる前に戦争で出征し、戦後もシベリアに4年間抑留され、その間、ヨシ子さんは一人でお子様を育てられました。家の農業のリーダーシップは、ヨシ子さんがとっていたそうです。
趣味:ゲートボール、手芸
長寿の秘訣:気丈なこと。健康管理をしていること。
ヨシ子さん、これからも元気に長生きしてください。
■板浦(いたうら) スマさん(郷ノ浦町) 大正14年3月生まれ
学校卒業後、一度福岡に奉公に出てから壱岐に帰られ、町長宅でも奉公を経験されました。戦争でお兄さんを亡くされ、長女であったスマさんが実家を支えました。結婚後、3人の子宝に恵まれました。
色々な方とお話しするのが好きで、優しい人柄です。
趣味:園芸
長寿の秘訣:家事や畑仕事など、一日中何かをすること。お腹いっぱい食べること。
スマさん、これからも元気に長生きしてください。
■植村 時子(うえむら ときこ)さん(芦辺町) 大正14年3月生まれ
西彼杵郡崎戸町(現 西海市)出身で長崎市内の学校を卒業後、三菱兵器に勤め、壱岐出身のご主人と結婚し、子宝にも恵まれました。
ご家族と壱岐に帰られてからは、慣れない土地や仕事に苦労されながら、家の農業の手伝いをされていました。長崎で壮絶な被爆体験をされており、戦争の悲惨さをご家族によく話されていたそうです。
趣味・特技:料理、和裁、洋裁、読書
長寿の秘訣:施設にてしっかり健康管理をしていること。
時子さん、これからも元気に長生きしてください。
問合せ:長寿支援課 長寿福祉班
【電話】45-1197