- 発行日 :
- 自治体名 : 長崎県新上五島町
- 広報紙名 : 広報しんかみごとう 令和7年6月号
このコーナーでは、島内外でギバル人を紹介します。
■私を見た息子の言葉は「俺も楽しむよ」。「がんばるよ」と言われるより、嬉しい!
上有川地区にあるおしゃれな外観のパン屋さん。シンプルな素材と製法で「ハード系」と呼ばれるパンを作るのが、今回のギバル人、江口さんです。
Q.お仕事のきっかけは?
A.パンづくりを習い始めたのは30代。当時からいつかはパンと飲み物が楽しめるようなカフェを、と夢見ていました。40代過ぎた頃にふと目に入った「自分の人生に爪跡を残す」という言葉。「私は何を残せる?」と考えたときに浮かんだのがパンづくりで、それからイメージを積み重ね、構想10年(うち、主人の説得に3年笑)かけ、オープン。応援してくれた家族にはとても感謝しています。
Q.大切にしていることは?
A.パンの販売は水曜と日曜の2日のみ。もっと作りたい気持ちもありますが仕込むものが多く、今のペースが精一杯です。それでもお店に足を運んでくれるお客さまに喜んでもらいたくて、日々パンと向かい合っています。使う酵母は生産者の顔がわかる食物だけを使い、じっくりと10日ほどかけて培養し、あんこやクリームも手作りします。安心して味わって欲しいから、ルーツがわからないものは使いません。「他のパンと違うよね」「食べたことないよね」と感じてもらえたら嬉しいですね。
Q.これからの目標は?
A.今の店舗のスタイルで目指せ20年!そこからさらに店舗を改築して…その頃には70歳を超えますが、細く長く、志村けんのひとみばあさんみたいになっても、パン屋でいたいです。
■江口悦子(えつこ)さん 54歳
パン小屋e/coya店主
推し:車中泊!お気に入りの場所を見つけたら満点の星空の下でコーヒーを…車中泊可能スポット、教えてください!
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出会った人の心と体に寄り添うために、日々勉強を重ねる熱心な方です!!
次回、ギバル人のお友達を紹介します。