くらし 特集 防災特集(1)

■災害から命を守るため、知っておいてほしい備え
大雨や台風などによる洪水、大規模地震、それに伴う津波や土砂災害が発生した時、「自分の身は自分で守る」ための事前の備えをしておきましょう。

◇市からの避難情報に則した行動をお願いします。
災害が発生する恐れのある場合、市から警戒レベルに応じた避難情報を発令します。
必要に応じて避難所に避難するなどの適切な行動をとりましょう。
暗くなってからの避難は危険を伴います。
できるだけ明るいうちに避難してください。

■平時から地震に備える
被害を少しでも小さくするためにできることをやっておこう。

◇地震から身を守るために日頃から備える
・転倒しないように家具を固定する
・高いところに物を置かない
・ガラスには飛散防止フィルムを貼る
・家具の配置場所を工夫し、家具はなるべく背の低いものにする
・ベッドの下にスリッパを置く
・家族と離れた時の連絡方法を決める
・地震保険に加入しておく
・日常利用しながら備蓄する(3～7日分)(水、食料、簡易トイレなど家族の状況に応じたもの)
※オムツや離乳食、ペットに関するものも備蓄する
・熱中症対策や防寒対策を行う
・家を建てる時は耐震化や液状化対策を行う。
・住宅の耐震診断や必要な補強を行う
・(車中泊などに備えて)車のガソリンを満タンにしておく
・消火器を準備する

◇津波から身を守るために日頃から備える
・防災マップ(市防災サイト)で避難場所や高台の位置、避難経路を確認する
・すぐに避難できるよう非常持ち出し品を準備する(定期的に内容を見直し、薬なども準備する)
・津波の到達時間の目安を知る
・地域で顔の見える関係づくりをする
地域の防災訓練への参加や、防災について学ぶ

引用：「くまもとマイタイムラインガイドブック(地震・津波版)」
熊本県知事公室危機管理防災課作成

◆普段からの心がけ　危険度と避難の場所やタイミングの確認
(1)居住する場所が浸水想定区域や土砂災害警戒区域などに当たるかどうか、防災マップ(市防災サイト)で、あらかじめ確認しておきましょう。
(2)地域の避難場所の確認や非常用持出袋などの準備を行いましょう。
(3)防災マップを参考に、避難のタイミングを考えるための「マイタイムラインシート」を作成し、自宅の目に付く場所に貼り出すなど、家族で確認を行いましょう。