- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県八代市
- 広報紙名 : 広報やつしろ 2025年8月号
令和6年度は、10地域で市政懇談会を開催し、市長による市政報告の後、市民の皆さんとの意見交換が行われました。意見交換では、さまざまな意見、質問、要望があり、市長をはじめ担当部長が回答しました。
昨年度まで、2年間にわたり21地域で実施した市政懇談会では812人の市民の皆さんに参加いただきました。いただいた意見の中から実現した施策や拡充された施策の一部を紹介します。
「Q」 子育て支援だけでなく、結婚活動への支援をお願いしたい。
『A』 本市は、出生率については全国より良い状況ではあるが、独身者の出会いを求める声もあることから対策を検討していく。
◆実現しました
今年6月にやつしろ結婚サポートセンター「Lynk(リンク)」を開設。これまでの独自の子育て施策に加え、新たに若者の出会いの場を創出する取り組みを行うことで、出会いから結婚、その後の子育てまで、一貫したサポートで市民の皆さんが幸せを実感できるまちづくりを進めています。
「Q」 各校区の道路補修、舗装の進捗状況を教えて欲しい。
『A』 舗装補修の要望は、毎年件数が多く、幹線的な道路や老朽化の著しい路線を中心に補修しているが、それでも追い付いていない。最小の経費で効率的な整備を行うとともに、国の補助金事業などを積極的に活用するなど、より多くの要望に対応していきたい。
◆拡充しました
今年度「生活道路緊急対策事業」を創設し、安全安心なまちづくり実現のため、校区要望が多い老朽化の著しい生活道路について、3カ年を目途に集中的に補修を実施します。今年度は、市内43路線、約6,500メートルの舗装などの補修工事を行う予定で、市全体で3億5千万円の予算を計上しています。
「Q」 市内全域で防犯カメラの設置場所が増えるよう対策を検討して欲しい。
『A』 防犯カメラは犯罪抑止に効果があり、今後も必要性が高まると考えている。今後、設置に向けた環境づくりを進めていく。
◆拡充しました
今年度「防犯カメラ設置支援補助事業」を創設し、町内会などが設置する防犯カメラに掛かる費用に対して、1台あたり10万円を上限に補助します。安全で安心なまちづくりに向けて、地域や防犯ボランティア団体などが自主的に取り組まれる防犯活動をサポートしています。
「Q」 放課後等デイサービスの日数が10年以上そのままである。放課後等デイサービスの日数増ができないか。
『A』 放課後等デイサービスについては、これまでもサービス日数の不足を指摘されている。日数増にはサービスが十分に提供できる体制づくりが必要であるが、サービス拡充に向け検討していく。
◆拡充しました
今年度より3歳から小学校3年生までの子どもに対し、放課後等デイサービスなどの新規利用決定において、日常生活の介助や行動障害などによる支援の必要性に応じて、利用できる日数を原則月5日から月15日以内に拡充しました。加えて、更新時に添付書類の一部を不要とするなど申請者の負担軽減を図りました。
問合せ:秘書広報課
【電話】33-4101