くらし はい、こちら消費生活センターです

■そのメール、フィッシング詐欺!

◆事例
銀行で預金を引き出そうとして残高が少ないことに気が付いた。確認したら、口座から不正に10万円が送金されていた。先日、自分が使っている銀行を名乗ったSMS(※)が届き、口座番号、暗証番号、口座名義人、生年月日を入力したことが原因だと思う。すぐに銀行に相談して口座の利用を停止したが、今後どう対処すればよいか?(20代男性)
※ショートメッセージサービス…携帯電話番号を使ってメッセージを送受信するサービスのこと

○詐欺メールの例
・ご不在のため、荷物のお届けができませんでした。
再配達の依頼はこちら
・あなたのクレジットカードが不正利用された疑いがあります。
詳細はこちら

◆アドバイス
○事業者や公的機関などからのメールでも詐欺を疑い、記載されているリンクにはアクセスしない
・事業者の正規のサイトでフィッシング詐欺についての情報がないか確認する。
・メールのリンク先にアクセスしても、安易に個人情報などを入力しない。

○フィッシングサイトに情報を入力してしまったら
・ID・パスワードをすぐに変更する。(同じものを使い回しているサービスも含む)
・クレジット会社や金融機関などに連絡する。

○日頃からできる対策
・セキュリティソフトや携帯電話会社の対策サービスなどを活用する。
・カード会社などの利用明細をこまめに確認する。

トラブルになったとき、困ったときにはご相談ください。

問合せ:
消費者ホットライン【電話】188(局番なし)
市消費生活センター【電話】22-2111(内線1060)