スポーツ お人よし ー人吉で輝いている人ー

■第19回全国中学生少林寺拳法大会で初優勝を果たした 宮﨑一翔さん(東間上町)
みやざきかずと
2010年7月生まれ。第一中に通う3年生。夏まではハンドボール部に所属し、部活の練習後に少林寺拳法の練習に打ち込んだ。趣味はゲームをすることで『ポケットモンスター』にはまっている。来春からは地元の高校に進学し、人吉で心技体を鍛えていく。

全国から鍛え抜かれた拳士が集う第19回全国中学生少林寺拳法大会が8月2・3日に宮崎県で開催され、男子単独演武で初優勝を果たした。6度の全国大会出場経験や、県大会でも上位に名を連ねてきた宮﨑拳士。積み重ねてきた努力が今回、全国の舞台で実を結んだ。
少林寺拳法を始めたのは6歳のころ。同じ保育園に通い、今ではライバルでもある松清ひより拳士が習っていたことをきっかけに見学に行き「かっこいい」と感じて、道場の門を叩いた。以来約10年間、県内でも名門で知られる繊月道院(鬼木町)で稽古を重ねている。道場の理念は「基本」。師の言葉を素直に受け止め、技を一つ一つ丁寧に磨く姿勢が宮﨑さんの持ち味だ。最近では二段を取得し、後輩の模範として練習に臨む。
大会では突きや蹴りを主体とする「剛法」と相手の動きを封じる「柔法」などを組み合わせた六構成の演武を披露。「龍の形」や「紅卍(こうまんじ)拳」など多彩な技を織り交ぜ、正確さと迫力を兼ね備えた演武で審査員と観客を魅了した。150人の拳士の頂点に立った今大会を終えて「これまで全国では結果が残せなかったが、努力してきた成果が出てうれしい」と振り返る。
次の舞台は、11月に神奈川県で開催される全国大会。大学生や大人が集う一般男子級に挑む。「負けたくない」という闘志を胸に、鍛えた技をぶつける。

・全国大会で数々の成績を残している谷村監督の背中を追って稽古に励む
・同大会で5位入賞した松清拳士らと9月9日に市長を表敬訪問した