- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県荒尾市
- 広報紙名 : 広報あらお 2025年5月号
国民健康保険加入者が対象
◆こんなことを考えたことはありませんか?
・家族に脳梗塞などの疾病歴があり自分の将来も心配
・将来の病気のことがわかったら備えられるのに
・両親の将来が心配
・第2の人生に向けて健康寿命を伸ばしたい
◆疾病リスク予測 「フォーネスビジュアス検査」
◇たった一回の採血で複数の病気のリスクがわかる
・20年/5年以内の認知症
※5年以内の認知症発症リスクは65歳以上の人のみ提示
・4年以内の心筋梗塞・脳卒中
・5年以内の肺がん
・4年以内の慢性腎不全
さらに、定期健康診断などの一般的な血液検査では簡単にわからない「現在の体の状態」も知ることができます。
・肝臓脂肪
・内臓脂肪
・アルコールの影響
・心肺持久力
・安静時代謝量
・耐糖能
この検査は、約7,000種類の血中タンパク質を解析する最新技術を使用しています。生活習慣を改善することで検査結果が変わってきますので、ご自身が取り組んだ改善行動を振り返るためにも、一定期間の継続した受診をおすすめしています。
検査は、少量(5ミリリットル)の採血だけ。
事前の食事制限はありません。
※フォーネスビジュアス検査は医療機関の医師を通して提供します。
※発症リスク倍率…検査開発における平均と比較した倍率を示したもの
◆自治体として全国初!市の取り組み
市では、高血圧や糖尿病などの生活習慣病を治療している人が多く、国民健康保険に加入している人の医療費は熊本県平均を大きく上回っています。市民のみなさんが健康で暮らし続けられるまち「健幸長寿あらお」の実現にむけて、病気の危険性にいち早く気づき、予防に取り組んでもらいたいと考え、市のサービスとして「フォーネスビジュアス検査」を導入しています。
◇これまで累計481人の市民のみなさんがこの検査を受けています!
令和4年度:61人
令和5年度:199人
令和6年度:221人
◇利用者からの声
・30代・女性…糖尿病予備軍であると知れたことで、危機感を感じて間食を控えられるようになった。今の現状を考える良いきっかけになったと感じている。
・50代・男性…認知症と睡眠の関係を再認識することができた。最近睡眠不足だったので、質の良い睡眠ができるように心がけるようになった。
・60代・女性…一般的な生活習慣の改善にありがちな食事や運動面よりも、年齢に応じた生活に着目した面談をしてくれたのが良かった。
◆検査受診後のフォローも充実!
検査受診後は、保健師の資格を持つコンシェルジュとの健康相談を通して生活習慣改善をお手伝いします。1人ではなかなか続かない生活習慣の改善に向けて、健康相談で決めたご自身の行動目標を続けられるように、お電話でのサポートも行います。
◆Interview ご自身や大切な方のためにぜひ受診をご検討ください
◇元お天気キャスターで、現在は同サービスを提供するフォーネスライフの社員である多田千佳子(ただちかこ)(旧芸名…高樹千佳子(たかぎちかこ))さん。
私も受診しました。検査だけでなく保健師の資格を持つコンシェルジュが、自分の体の状態やライフスタイルに合わせた生活習慣の改善方法を提案してくれるので「自分にぴったりの生活習慣改善メニュー」を見つけることができました。
フォーネスビジュアス検査の申し込みは、6月頃に広報などでお知らせします。
問合せ:スマートシティ推進室
【電話】57-7622