- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県荒尾市
- 広報紙名 : 広報あらお 2025年5月号
■自転車などの放置の防止に関する条例を制定しました
市では、駅前駐輪場や公園などの公共の場で放置された自転車・原動機付自転車による景観悪化を防ぐため、自転車などの放置の防止に関する条例を制定しました。
自転車などが放置されることで良好な都市環境が著しく阻害されるおそれがある区域を、「放置禁止区域」に指定し、同区域内にある放置自転車などは原則、即時撤去の対象となります。その他の公共の場の放置自転車なども、札かけによる注意の後、撤去の対象となります。放置された自転車などは、景観を悪化させるだけでなく、管理されていない、ごみを捨ててもよい場所だと誤認させ、さらなる景観の悪化を招きます。また、普段利用している形跡がなければ、勝手に使用され、不要になれば乗り捨てられるなど、不法投棄にもつながります。自転車などの利用者は、定められた場所に駐輪し、最後まで責任をもって管理しましょう!
※放置とは…自転車などの利用者や所有者が、その自転車などから離れ、直ちに移動させることができない状態
施行期日:7月1日(火)
◇放置禁止区域
◇放置禁止区域以外の公共の場
※区域に関係なく撤去した自転車などの返還には1,000円の手数料がかかります。
※詳細は本紙をご覧ください。
■小岱山の不法投棄撤去作業が行われました
2月20日、一般社団法人熊本県産業資源循環協会荒玉支部(那須 敏(なすさとし)支部長)主催により、小岱山(平山)に不法投棄された、ごみの撤去作業が行われました。これは、1月23日に当協会をはじめ、有明保健所・荒尾市・玉名市で行った合同不法投棄パトロールで不法投棄されたごみを発見したことから撤去作業が行われたものです。
今回撤去したごみは、燃えるごみ約50kg、燃えないごみ約160kgのほか、廃タイヤ25本で、3tトラック2台分の量が山間の斜面一帯に投棄されていました。農道や山林の道路脇など、人目につかない場所へのごみの不法投棄は後を絶ちません。不法投棄は景観を損ねるのはもちろん、水質や土壌の汚染などの環境への影響も心配されます。「自分さえよければ…」の公共マナーを欠いた身勝手な行動は絶対に許されません。市では、不法投棄されたごみが悪質な場合は、警察とも連携し、厳しく指導を行っています。「暮らしたいまち日本一」を目指し、不法投棄は「しない」「させない」をモットーに市民全員で不法投棄の防止に取り組みましょう!
問合せ:環境保全課
【電話】63-1370