くらし 令和7年度 荒尾市の取り組みとお金の使い方

少子化対策の強化を図るため、あらお未来プロジェクトに横断的目標「こどももみんなも笑顔でいられるまちをつくる」を設定するとともに、5つの柱「切れ目のない充実した子育て環境をつくる」「誰もがつながりを持ち、健康でいきいきとした暮らしをつくる」「雇用の確保と所得の向上で安定した暮らしをつくる」「あらおファンを増やすとともに、移住しやすい環境をつくる」「先進的で持続可能なまちをつくる」に沿って予算を編成しました。

■一般会計当初予算 274億7千万円
前年比:11億1千万円(約4.2%)の増

◆一般会計歳入・歳出予算

◇用語説明[歳入]
依存財源:国や県によって額が決められ、配分されるお金
自主財源:市が自主的に収入できるお金
地方交付税:市町村が一定の行政サービスを保てるよう、一定の基準で国が配分するお金
国庫(県)支出金:特定の事業を行うために、国や県から交付されるお金
市債:道路整備など、大きな事業を行うときに国や銀行から借り入れるお金
地方消費税交付金:地方消費税を財源に交付されるお金
繰入金:基金(市の貯金)などから繰り入れるお金
市税:市民税・固定資産税など市民のみなさんから納められる税金

◇用語説明[歳出]
義務的経費:人件費や扶助費、公債費で、支出が義務付けられているお金
投資的経費:普通建設事業費(道路や施設の建設や改修など)に使われるお金
扶助費:生活保護、高齢者・障がい者支援などの福祉、医療にかかる経費
人件費:職員の給与や手当など
公債費:市債として借りたお金の返済などにかかる経費
物件費:光熱水費、消耗品費、委託料など
補助費等:市民団体などへの補助や関係団体への負担金
繰出金:特別会計や企業会計の必要経費の補てんなどにかかる経費
普通建設事業費:公共施設やインフラ施設の整備にかかる経費

◆今年度の主な取り組み
◇こどももみんなも笑顔でいられるまちをつくる
児童見守りサービス導入事業:5,281万2千円
学校給食費負担軽減事業:3,206万6千円
子育て世代のオンライン医療相談事業:269万8千円

◇切れ目のない充実した子育て環境をつくる
小中学校ICT環境整備事業:8億1,559万5千円
小中学校トイレ改修事業:2,900万円
ICTを利用した郷土学習推進事業:153万9千円

◇誰もがつながりを持ち、健康でいきいきとした暮らしをつくる
スマートヘルスケアサービス事業:1億5,777万5千円
帯状疱疹予防接種事業:3,354万5千円
基幹相談支援センター事業:1,070万8千円

◇雇用の確保と所得の向上で安定した暮らしをつくる
荒尾市ウェルネス拠点施設整備事業:3億8,164万4千円
農業用機械・施設等整備事業:500万円
浜の活力再生事業:258万6千円

◇あらおファンを増やすとともに、移住しやすい環境をつくる
自治体オリジナルメディアによる地域ブランド創出事業:3,590万3千円
デジタル掛軸事業:234万円
万田坑世界遺産登録10周年記念イベント事業:213万5千円

◇先進的で持続可能なまちをつくる
荒尾駅周辺地区整備事業:5億5,464万円
EVパッカー車導入事業:1,827万3千円
遠隔窓口システム導入事業:616万8千円

◆特別会計・企業会計予算