くらし 人輝く 人権尊重の都市(まち) やまが「人権啓発便り」第57号

■第21回 山鹿じんけんフェスティバル開催
令和7年12月6日午前9時より、山鹿市民交流センターにて「山鹿じんけんフェスティバル」を開催しました。ことしは、エントランスホールなどにて、体験ブースの設置、各種作品展示、人権の花運動の種配布、物品販売を行いました。文化ホールでは、愛隣館総合施設長の三浦貴子(たかこ)さんが「障害者芸術でつながるまちづくり~今ここでひと輝く~」との演題にて基調講演を行った後、パネルディスカッションを行い、山鹿のまちづくりについて示唆に富んだ貴重な提案をいただきました。

◆愛隣館総合施設長の三浦貴子さんによる基調講演と5人のパネラーによるディスカッション
三浦貴子さんがコーディネーターとなり、アール・ブリュット作家の松本寛庸(ひろのぶ)さんをはじめ、障害者芸術でつながるまちづくりに携わる5人をパネラーとしてお迎えし、山鹿のまちづくりについて熱く語ってくださいました。

○三浦貴子さん(愛隣館総合施設長)
アール・ブリュットに触れるたびに、人間の可能性は無限であることを実感します。アートの分野では、障害のある人たちの目に見える活躍が始まっています。

○松本寛庸さん(アール・ブリュット作家)
3歳のころから作品制作を始めました。作品が完成すると「やったー!」との達成感があります。作品を通して温かい気持ちになってほしいと願っています。

○納富久(ひさし)さん(アール・ブリュットパートナーズ熊本事務局次長)
アール・ブリュット作品を多くの人に知ってもらうことで、感動と共感の輪が広がり、共に支え合い、一人一人の個性が輝くまちが生まれてきます。

○濱﨑さくらさん(積水ハウス(株)九州南シャーメゾン支店)
松本さんの作品を建設現場の仮囲いに採用することで、現場が明るくなり、たくさんの人に見ていただいています。

○𠮷丸洋(ひろし)さん(副会長)と前田昌宏(まさひろ)さん(事務局)(文化観光推進協議会)
松本さんの作品を生かしたまちづくりについて進めていきたい。まち全体がギャラリーとなるような文化の香り漂うまちをつくっていきたい。

◆アール・ブリュット「生(き)の芸術」
専門的な美術教育を受けていない人が、湧き上がる衝動に従って、既存の文化芸術を超克するかのような枠にとらわれない創造力によって制作するアートのこと。当日は、山鹿市内の人の作品を中心に多くの皆さんに観覧いただきました。右の写真の作品は松本寛庸さんの作品「アイリンタワー」です。
※詳しくは本紙をご覧ください。

問合せ:人権啓発課
【電話】43-1199