くらし 農業委員会だより

■農業者年金で安心で豊かな老後を!
サラリーマンは、厚生年金による国民年金(基礎年金)への上乗せがあります。
一方、農業者は、豊かな老後の生活のためには、国民年金だけでは十分と言えず、老後の生活費は自分で準備する必要があります。農業者の皆さんも、メリットがたくさんある農業者年金に加入して、安心で豊かな老後を迎えましょう。
次の要件を満たす人ならどなたでも加入できます。
(1)年間60日以上農業に従事
(2) 国民年金第1号被保険者(国民年金保険料納付免除者を除く)
(3)65歳未満(60歳以上は、国民年金の任意加入被保険者)

●農業者年金の5つのポイント
【ポイント(1)】 積立方式・確定拠出型で少子高齢時代に強い。

【ポイント(2)】 保険料は、月額2万円(35歳未満で政策支援加入の対象とならない人は1万円)から6万7千円の間で自由に決められる。

【ポイント(3)】 終身年金。80歳前に亡くなられた場合は、死亡一時金がある。
80歳までに受け取れるはずであった農業者老齢年金の額の現在価値に相当する額が、遺族(死亡者の死亡当時に同一生計であった配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹の順位)に、死亡一時金として支給されます。

【ポイント(4)】 税制面で優遇措置がある。支払った保険料は全額が社会保険料控除の対象。
将来受け取る農業者年金には、公的年金等控除が適用されます(65歳以上の人は公的年金などの合計額が120万円までの場合は、全額非課税)。

【ポイント(5)】 一定の要件を満たす農業者には保険料の国庫補助がある。
認定農業者で青色申告をしている人やその人と家族経営協定を結んだ配偶者・後継者など、一定の要件を満たす人には、保険料の国庫補助があります。

問い合わせ先:農業委員会
【電話】0968-25-7235