- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県宇土市
- 広報紙名 : 広報うと 令和7年11月号
■地域おこし協力隊って?
都市部から移住し、地域の魅力づくりやお手伝いをする制度です。農業や観光、PRの支援など、地域の課題に取り組みながら、ここでの暮らしを楽しみ、定住を目指します。宇土市地域おこし協力隊は、今年新たに7人着任し、総勢9人で活動しています。
■まちづくり推進課所属 原直樹
協力隊mission
地域のみなさまと交流し、「楽しい空き家活用」を実践する。
見かけたら気軽に声をかけてください♪
今までの人生経験を活かし、宇土市の魅力向上に貢献したいです!
◇未来につなげていくお手伝い
はじめまして!今年の7月に宇土市地域おこし協力隊に着任いたしました、原直樹と申します。今まで培った人生経験を活かし、宇土市の魅力向上に貢献したいと考えております。
私はこれまで、空き家が持つ独特の温かさや、新たな可能性を秘めた空間に惹かれ、その活用方法について深く考えてきました。宇土市には、歴史や文化を感じさせる素晴らしい空き家がたくさんあります。これらを地域の宝として、未来につなげていくお手伝いができれば幸いです。
◇空き家を「まちの縁側」のような場所へ
今後は、地域の方々と対話しながら、空き家を「まちの縁側」のような、誰もが気軽に立ち寄れる場所に変えていきたいです。空き家活用の事例見学やDIYワークショップなどを通して、住民の皆さんと一緒に「楽しい空き家活用」を実践していきたいと考えています。
宇土市を愛する皆さんと、たくさんの交流ができることを心より楽しみにしております。よろしくお願いいたします!
■農林政策課所属 福元浩平
協力隊mission
耕作放棄地の活用、宇土の特産品の発掘や開発。
◇熊本の美味しさに惹かれ移住
昨年8月に神奈川県から移住してきました。・・のですが、実は以前勤めていた会社の転勤で熊本に来ていた事があります。熊本は水、酒、肉、魚、野菜、米、果物・・と何もかもが、とても美味しいです。あまりの美味しさに転勤直後「いつか移住するなら熊本だ」と思ったのを覚えています。
そして、色々な方とのご縁やご支援があり、意外に早く宇土移住の機会を得ることができました。将来的には宇土で果樹農家になりたいので、この任務に携われて非常に幸運だと感じています。
◇現在取り組んでいること
現在は耕作放棄地の情報収集や解消を主に実施しています。草刈りを実際に行う事も多いのですが、雑草の大きさ、伸びるペースが神奈川とは大違いで日々驚かされています。
また、宇土市の特産品の発掘や開発にも参加させて頂いています。ブラッドオレンジ、バナナ、アボカドなど、温暖化対策としても世間が注目する果樹が、実は宇土でも僅かですが栽培されています!栽培は手探り状態なので前途多難と伺っていますが、将来的に宇土の特産品として取り扱う事ができる様、生産者の方と協力して活動していきます。
ネーブルオレンジ、不知火はもちろんのこと、アボカドも宇土市で収穫されたものです。
初草刈りの現場です。車よりも背丈が高い雑草に衝撃を受けました。
