くらし 芸をつなぐ

地織に伝わる伝統芸能。その担い手が受け継ぐ芸の技を紹介します。

■15軒で守る伝統
2種類の太鼓と笛に合わせ、舞子が舞う「肥後神楽」を継承する塚原向組神楽。
舞子を務めることができるのは、向組の日軒に属する男児のみで、3歳頃から稽古を始め、中学2年までその役を担う。大人になると、奏者として楽を奏で、新たに舞子となった子どもたちの舞を支えていく。
世代を超えて結びつきながら奉納される神楽は、息の合った舞と楽が魅力。
15軒で守り続けてきた神楽は、これからも親から子、孫へと受け継がれていく。

◆塚原向組(つかはらむかいぐみ)神楽保存会
十五柱神社の氏子である塚原向組という隣保組によって126年、代々伝えられている。毎年、十五柱神社の前夜祭と大祭のほか、各地で奉納。18軒だった当初からは3軒減少し、現在は15軒で活動。