- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県宇城市
- 広報紙名 : 広報うき ウキカラ 令和7年5月号
私たちが暮らす宇城市の郷土にまつわるさまざまな文化の魅力を発信します
■「燎火(かがりび)」第32号刊行 ー地域が分かる郷土誌ー
「燎火」は、市内の文化財や歴史をテーマに、毎年市教育委員会が刊行している郷土誌。平成3年の創刊から今号で32号を迎えました。
掲載されている3稿をご紹介します。
◇「知らない現象(不知火現象)を科学する」
熊本県立宇土高等学校 科学部 地学班
八代海に出現する「不知火」の謎に迫りたい…。生徒が7年にわたり出現のメカニズムを研究し、再現実験に取り組んだ成果を紹介しています。
◇「小川町の中世の石造物」
前川清一(せいいち)
小川町周辺の石造物の詳細調査を行った筆者が、その成果を報告しています。海東地区、南部田地区、中小野地区などを中心に、24基の板碑(いたび)や五輪塔(ごりんとう)などの石造物を紹介しています。
◇「高群逸枝(たかむれいつえ)~その精神風土・学問・熊本女学校~」
内山幹生(みきお)
市出身の名誉市民で、大正・昭和期の女性史学者であり、詩人でもある高群逸枝さん。新女性主義を唱え、古代日本社会における母系制や、招婿婚(しょうせいこん)などの研究業績を残し、女性史学の確立、併せて熊本女学校の教育に貢献した彼女の生涯について述べられています。
◆表紙は不知火町十五柱(じゅうごちゅう)神社の氏子(うじこ)塚原向組(つかはらむかいぐみ)により代々伝えられている「塚原向組神楽」。
閲覧場所:郷土資料館(豊野・松合) 市立図書館・分館
販売場所:文化スポーツ課
販売価格:500円
◆郷土資料館《入館料無料》
開館時間:10時~17時
休館日:月・木曜(祝日の場合はその翌日)
住所:豊野町糸石3818
【電話】45-2102
問合せ:文化スポーツ課
【電話】32-1954