くらし 暮らしを守り、世代をつなぐ一年に

新しい年を迎えるにあたり、町民の皆さまに心から新年のお喜びを申し上げます。日頃より、町議会の活動や町政運営にあたたかいご理解とご協力をいただいておりますことに、心より感謝申し上げます。

さて、国政では、日本史上初の女性として内閣総理大臣が誕生し、物価高対策や経済効果など今後の舵取りに国民の期待が高まっておりますが、私たちの地域社会は今、少子高齢化や人口減少が続いております。これからも安心して暮らし続けられるまちにするためには、若い世代の定住や子育て支援の充実が欠かせません。町では、住宅支援の確保、教育・福祉の充実など、将来を見据えた定住促進の取り組みをさらに進めています。議会としても、住民の皆さまの声をしっかりと受け止め、より暮らしやすい地域づくりに力を注いでまいります。

また、全国的に自然災害が多発する中、昨年8月には線状降水帯が本町にかかり、1時間の最大雨量が110ミリを超え、公共施設や住家・事業所が浸水、河川の決壊、国道208号の冠水による交通網の寸断、農地災害など想定外の事態となりました。現在、国から中小企業に対する局地激甚災害、公共事業等に対する激甚災害の指定を受け、原形復旧に取り組んでおりますが、防災・減災への備えは私たちの命と生活を守るため不可欠であり、地域での防災訓練や助け合いの輪を広げることは、行政だけでなく一人ひとりの意識が大切です。議会としても、防災体制の見直しや避難所の整備など、安全で安心なまちづくりに向けてさらに取り組んでまいります。

そして、地域の基幹産業である農業の振興も大きな課題です。担い手不足や高齢化が進む中、地域の豊かな自然を生かした農業を守り、次の世代へとつないでいくことが求められています。鳥獣害対策や担い手を確保しながら、地元産品のブランド化や新しい販売の仕組みづくりなど、魅力ある農業の発展を支える取り組みを、引き続き応援してまいります。

これからも町議会は、町民の皆さまとともに考え、ともに歩む議会をめざしてまいります。対話を大切にし、皆さまの声が町の未来につながるよう努めてまいりますので、どうぞ本年も変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。

皆さまにとりまして、この一年が健康で実り多い年となりますことを心よりお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

玉東町議会議長 松尾 純久