くらし 人権啓発コーナー

人が尊重され、生きがいを感じられるあたたかい町

■高齢者の人権を尊重しましょう
高齢化率は、総人口に占める65歳以上の人口の割合を示します。全国の高齢化率は、29・1%(令和5年)ですが、氷川町では38・7%(令和2年)で、令和22年には47・9%となることが予測されています。このような中、今後ますます高齢者の人権問題が大きな社会問題となってきています。
平成18年に施行された「高齢者虐待防止法」によれば高齢者虐待とは、養護者又は養介護施設の従事者などによる高齢者に対する虐待で、(1)身体的虐待(2)養護の放棄(3)心理的虐待(4)性的虐待(5)経済的虐待とされています。また、厚労省の継続的な調査によれば虐待判断件数は、増加の傾向となっています。
高齢者の虐待をなくすためには、特定の家庭内の問題として考えるのではなく、地域に暮らしている私たちの問題として考えていくことが大切だといわれています。まずは、近所の高齢者の方をみかけたら、挨拶や声かけなどからはじめたらどうでしょうか。
高齢者をはじめ、地域の皆様が共に支え合いながら、生きがいを感じられるあたたかい氷川町を目指していきましょう。

■毎月11日は人権を確かめあう日です
人権に関する動画を放映します。
皆さんの参加をお待ちしています。
テーマ:「日常の人権」
日時:6月11日(水) 13時30分
場所:氷川町文化センター ロビー

問合せ:生涯学習課
【電話】0965-52-5860