- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県湯前町
- 広報紙名 : 広報ゆのまえ 2026年1月号
■一年の計は元旦にあり生活リズムも心機一転!家庭内の役割分担や生活リズムが脳を育てます
新年を迎え、目標を決めた人も多いのではないでしょうか。新年の始まりに、家族の役割分担や毎日の生活リズムについても考えてみませんか。
▽家での役割分担が前頭葉(高次脳機)の成長に
脳の中で、前頭葉は見通しや計画立て、我慢する力などの働きをしています。この脳を育てるには、家庭で役割分担することも大切。誰しも、自分ではできないことがあります。大人も子どもも助け合える力を育むことができるといいですね(状況に合わせた働きができると、お母さんやお父さんも「助かった!」と感じられます)
(例)ゲームは宿題が終わってからにする、お母さんお父さんの帰りが遅いから洗濯物を取り込んでおく、欲しいお菓子があるけど我慢するなど
▽前頭葉の成長には“生きるための脳”の育ちが不可欠
脳が育つには、必ず順番があります。前頭葉を育てるには、生きるための脳(寝る・食べる・体を動かす働き)の育ちが土台となります。特に乳幼児期にしっかりこの脳が育ることが大切です
(例)自然と目が覚める、お腹が空いてから食べる、夜になると眠くなるなど
▽生活リズムは「朝、起きる」ことから!
朝に起きて光を浴びることが夜の睡眠につながるため、早寝・早起きはよく勧められています。朝、光を浴びた15時間前後に自然な睡眠につながるメラトニンというホルモンが出ることで眠くなります。夜に光(スマホやタブレットなど)を浴びすぎると、このメラトニンに影響し睡眠の質も低下するといわれます
▽楽しい朝を迎えましょう
幼いころの生活リズムは、大きくなってからの計画立てや我慢したり助け合う力にも大きく影響します。乳幼児期に生活リズムに力を注ぐことは脳の成長のために本当に大切です。まずは家族みんなで「楽しい朝」を迎えることから始めてみませんか?
参考:知っておきたいこどもの睡眠(社会保険出版社)子育て科学アクシス(熊本県市町村保健師協議会研修会)
保健師 野々原亜紀
