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■座り過ぎではありませんか?少しでも体を動かしましょう
日本人は「座位行動※」の時間が、世界的に見ても長いことを知っていますか?座り過ぎると血行が悪くなったり筋肉量の減少するなど、体内の炎症が増えることでさまざまな病気のリスクが高まると考えられています。
※目が覚めた状態で座ったり寝転んだりして行う行動

▼座位行動による健康リスクを防ぐ2つのポイント
▽座り過ぎを防ごう~座る時間を短くする~
・電話や音読の宿題など、立ったままできることはできるだけ立って行う
・ガーデニングやヨガなど体を使う趣味や外出を増やし、活動的な時間を増やす

▽“座りっぱなし”を防ごう~こまめに立ち上がる~
・外出する時間を作り体を動かす
・事務職の人は座位時間が長くならないように、仕事中にも座位の中断をする
・家で過ごすときもこまめに座位の中断をする
例:イスから立ち上がる、伸びをする、座ったままでもかかとを上げる、テレビのCM中に立ち上がるなど

▽少しでも体を動かそう
運動の強度ではなく、少しでも体を動かすことが健康に良いとされているため、じっとしている時間が長くなり過ぎないように少しでも体を動かす
座り過ぎによる健康リスク:
・肥満
・心肺機能の低下
・認知機能の低下
・首・肩・腰の痛み
・血圧の上昇
・インスリン抵抗性の増大
・筋肉量の減少
・血管内皮(ないひ)機能の低下
・血中脂質の増加

▼子どもの座位時間が増えています!
スクリーンタイム(テレビ・ゲーム・スマートフォンなどの画面を見る時間)には注意が必要です。長いスクリーンタイムは肥満・体力や学力の低下・気分の落ち込み・認知能力やと関連します。“スクリーンタイムを1日2時間にする”など時間を決めることをおすすめします。
・スマホやゲームの使用時間を決める
・休み時間は立ってリフレッシュ
・音読や暗記などできることは立ってやる

出典:厚生労働科学研究班

保健師 東和美