くらし 国土交通大臣就任のご挨拶

二〇二六年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
昨年十月に国土交通大臣を拝命し、国民の命と暮らしを守る重責を担うこととなりました。私が生まれ育った愛する故郷・あさぎり町、そして熊本の皆さまからの思いを胸に、任務に全力で取り組む決意です。
国土交通行政は、防災・減災、国土強靭化をはじめ、交通・物流インフラの整備など幅広い課題に取り組んでおり、地域の生活・なりわいに直結しています。
特に、自然災害が激甚化・頻発化する中で、防災・減災、国土強靭化の推進は喫緊の課題です。被災地出身の国土交通大臣として、令和二年豪雨で甚大な被害を受けた球磨川流域の復旧・復興を着実に進めるとともに、治水対策をはじめ、災害に強い地域づくりを進めてまいります。
また、私は初当選以来二十五年間、「地域の繁栄なくして、国の繁栄なし」をモットーとしてきました。あさぎり町をはじめとする各地域が持つ伸び代を活かして、地方に活力を取り戻し、そこに暮らす住民の皆様の暮らしを守っていくため、地方誘客の一層の推進や日常生活を支えるインフラや地域の足の確保などの取組も強力に進めてまいります。
国土交通大臣として、これからも徹底した現場主義で地域の「生の声」と「本音の声」を聞いてまいりたいと思っております。
新しい年が皆様方にとりまして素晴らしいものとなりますようお祈り申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

国土交通大臣衆議院議員　金子恭之