- 発行日 :
- 自治体名 : 熊本県あさぎり町
- 広報紙名 : 広報あさぎり 2025.7月号
■第5次あさぎり町保健福祉総合計画(計画期間…R7~R11)
町の保健・福祉のまちづくりを推進していくため、健康・食育・自殺対策の健康分野、地域福祉・こども・子育て・高齢者・障がい者などの福祉分野の計画をまとめたものです。
今回は、「地域福祉計画」について紹介します。
■第5次あさぎり町地域福祉計画(計画期間…R7~R11)
地域福祉は、地域で暮らす人の努力や、行政や公的機関のサービスのみでは推進することができません。
一人ひとりが日々の生活を気にかけ、地域全体が支えあい、いざというときには適切に行政や専門機関が支援を行うといった、重層的な支援体制が構築されていることがとても重要です。
本計画ではまちで取り組むことと、皆さんに心がけてほしいことを掲げています。
▽その1★まずは「地域福祉」という言葉を知ってください!
「福祉」はもともと「幸せ」という意味。聞き馴染みのある「高齢者福祉」「障がい福祉」がそれぞれ高齢者や障がいのある人が、安心して幸せに暮らせるようにする取り組みであるように、「地域福祉」は地域で暮らすすべての人が幸せに暮らせるよう、行政、関係機関、地域、そしてあなたがつながり、互いに支え合うことなのです。
自分の健康を気にかけましょう。
福祉の講演などに参加してみましょう。
まちの取り組み:
・福祉教育の推進
・募金や寄付の推進
・計画の周知
・人権尊重・擁護の推進
▽その2★無理のない範囲で周囲とつながりましょう!
ご近所さんとのあいさつ、最後にしたのはいつですか?地域のつながりは、自分だけでは解決できない困りごとを抱えたとき、一番の支えになります。これを機に、地域の集まりごとや避難訓練に少し顔をだしてみませんか?
「人付き合いは苦手…」そんな人も、まずはすれ違いざまのあいさつからはじめてみましょう。無理のないつながりがとても大切です。
あいさつ運動や地域の見守り活動に参加しましょう。
まちの取り組み:
・健康づくりの推進
・行政区や地域活動の推進
・ボランティア活動の活動支援
・地域の防災対策の強化
・孤独・孤立対策の推進
▽その3★困ったときの相談先をつくりましょう!
あなたが悩みごとを抱えたとき、すぐに相談できる相手はいますか?家族や友人、ご近所さんなど、いざというときあなたの悩みや不安を聞いてくれる人がいれば、安心して暮らせるはず。
もし、周囲にそういった人がいなかったり、あなたが誰かに相談されて一緒に困っていたら、いつでも行政に相談してください。
悩んだときは相談窓口を活用しましょう。
まちの取り組み:
・福祉制度教育の推進
・募金や寄付の推進
・計画の周知
・人権尊重・擁護の推進
▽その4★くらしの情報を進んで集めましょう!
みなさんのくらしや福祉サービスの利用に役立つ様々な情報を、まちでは広報紙や町公式LINE、防災無線などで発信しています。
でも、なかなか情報を必要としている人に届かないのも現実です。
まち公式LINEを登録してみたり、少しだけまちの広報紙に目を通してみたりしてみませんか。町に関するあれこれを、気にかけてみてください。
福祉サービスの情報を集め、適切に利用しましょう。
地域のニーズを知り、できることがないか考えてみましょう。
まちの取り組み:
・保健・福祉に関する情報発信
・福祉サービス冊子の作成・活用
・適切なサービス利用と職員の資質向上
問合せ:生活福祉課
【電話】45-7214