くらし 市内4地区目の地域運営組織『コミュニティわくわく入田』発足!

9月27日、入田地区で新たな地域運営組織である『コミュニティわくわく入田』が発足しました。これまで本市では、明治・宮砥・松本地区で地域運営組織が設立されており、市内4地区目となります。

■地域運営組織とは?
旧小学校区等を1つの区域として、地域住民やさまざまな関係団体が連携・協力し、地域の課題解決と持続可能な地域運営の実現に向けて主体的に活動する組織です。人口減少や高齢化が進む地域で、地域活動の維持・効率化、地域資源の活用、防犯・防災対策など、地域課題に継続して取り組むことを目的としています。

■『コミュニティわくわく入田』設立に向けて
入田地区では、昨年4月から検討委員会を立ち上げ、地区内における自治会長会や地区社会福祉協議会などの各運営組織の課題や暮らしの中での課題などを議論してきました。また、アンケート調査やよっちはなそう会を開催するなど、今後の方向性について入田地区住民と意見交換を実施。そして、今年4月には設立準備委員会に移行し、
(1)各運営組織の行事や事業の見直し
(2)小規模自治会との連携
(3)地域資源の有効活用
(4)自治会長などの負担軽減
など新たな組織の方向性を検討し、今後5年間の地域計画書を作成しました。
この地域計画書は、入田地区が目指すものや新組織が目指すものとして、「世代をこえて、誰もが顔見知りになれる場づくり」「誰でも気軽にできる楽しい地域活動」「地域に根ざし、日常的に人が集える仕組みづくり」「省力化・効率化を図った持続可能な組織運営」など入田の地域づくりの指針となっています。

■設立総会〈持続可能な組織へ〉
9月27日、祖峰小学校体育館で設立総会が開催され、『コミュニティわくわく入田』が発足しました。当日は約50人の関係者が出席し、規約、役員や今後5年間の指針となる「地域計画書」などが承認されました。
総会の冒頭、設立準備委員会の梶原孝一(かじわらこういち)会長は『人口減少や高齢化が進む中で、各種事業や自治会長などの負担を見直すことが必要。スローガンは「湧くわくが つながる地域笑顔 あふれる入田」として、湧水が湧くようにワクワクが止まらない入田にしていきたい』と挨拶を述べました。
最後に、『コミュニティわくわく入田』の会長に就任した三宮光憲(さんのみやみつのり)会長が『この計画のもと「健康で安心」「全世代の交流機会」「楽しく暮らせる」「住み続けたくなる」入田地区を目指していきたい。引き続き、ご支援をお願いします』と挨拶を述べ、総会を締めくくりました。

問合せ:総合政策課地域力創生係
【電話】63-4801