- 発行日 :
- 自治体名 : 大分県豊後高田市
- 広報紙名 : 市報ぶんごたかだ 令和8年1月号
いざ、ミラノへ
12月7日(日)、イタリア・ミラノ市の文化施設「SpiritdeMilan」で、平成7年のブルガリア・オーストリア公演以来30年ぶりの海外公演となる「日本遺産くにさき天念寺修正鬼会ミラノ公演」を実施しました。
これは、令和6年に本市を訪れ、六郷満山寺院の仏教文化に感銘を受けたミラノ市在住の写真家・アルビゼ氏と人形劇作家・ヴァレリオ氏より、本市とミラノ市の相互文化交流事業の提案があったことから、文化庁の「日本遺産魅力増進事業」の採択を受けた後、佐々木市長から正式にミラノ市側に開催を打診し、実現したものです。
■本市でミラノ人形劇公演、産官学の連携、戴星学園で複製品製作
令和7年10月には、ミラノ公演に先駆けて、本市でヴァレリオ氏らによるミラノの伝統的な人形劇の公演(1)が行われました。
このミラノ公演には、ANA大分支店の鬼会面などの輸送協力や別府大学の学識経験者への調整・PRなどの協力をいただくなど、産官学が連携((2)産官学連携事業報告会の様子)するとともに、地元の戴星学園の生徒が、ミラノ公演で鬼が持つ「まさかり・剣」の複製を授業で製作(3)するなど、地域が一丸となって参画しました。
また、公演に参加する若手メンバーは、鬼の所作や鬼からげ(鬼の衣装を着せること)を練習し、文化を伝承する機会にもなりました。
■大盛況のミラノ公演
ミラノ公演は、多数の来場者が見守る中、昼・夜2回の公演を実施。香水棒を使った法舞や、災払鬼・荒鬼を招き、その後の堂内で行われる所作を披露しました。香水の舞など一部の所作は現地の希望者にも体験(4)をしてもらい、夜の公演では実際に火を使った行事の再現も行いました。
特に夜の公演は立ち見が出るほど盛況(5)で、鬼が松明で背中や肩を叩く「御加持」にも多くのイタリアの現地の方が参加(6)。伝統を重んじ、文化を体験的に深く理解しようとするイタリアのみなさんに、天念寺修正鬼会の魅力を直接伝えられる良い機会となりました。
問合せ:文化財室
【電話】53-5112
