- 発行日 :
- 自治体名 : 大分県九重町
- 広報紙名 : 広報ここのえ 令和7年7月号
九重町長 日野康志
今年の梅雨入りは6月上旬でしたが、梅雨明けも6月下旬となり、観測史上初めて6月の期間内に終了しました。しかし、例年以上に暑い日が続いており、熱中症など体調には十分気を付けていただきたいと思います。
一般社団法人ここのえ町づくり公社を、九重町、九重町商工会、九重町観光協会の3者で設立し、4月1日からスタートしました。データを活用した観光戦略を構築し、積極的に活動していただいています。
また6月24日には、株式会社タイミーと九重町、九重町商工会、九重町観光協会、ここのえ町づくり公社の5者で、包括連携協定を結びました。人手不足を解消する目的で、アプリを活用したスキマバイト事業です。
7月4日には、ここのえ緑陽中学校と姉妹校提携を行っている、台湾高雄(たかお)市の大湾(だいわん)国民中学校の生徒23名が来日し、民泊体験や交流事業を行いました。生徒同士の新たな友情が芽生え、思い出に残る体験ができたことでしょう。本年12月には、緑陽中学校の生徒が訪問する予定となっておりますので、体験を通して子どもたちの成長する姿が楽しみです。
7月19日には、小松地獄園地が令和2年の豪雨災害から復旧します。小松地獄園地は、観光地としてこれまで多くの方に来場していただきました。災害や地層の変化の影響もあり、復旧に多くの時間を費やしましたが、ようやくオープンを迎えることが出来ます。是非立ち寄って下さい。
さらに7月には、覚書を交わしている台湾花蓮県(かれんけん)豊浜郷(ほうひんきょう)と、民間交流を促進するための取り組みを行います。8月には、モンゴル国アルハンガイ県を訪れ、ここのえ夢高校の3名と現地の子どもたちとの交流事業を実施してまいります。
九重町には民間の力が必要であり、民間の力こそが大きな活力を生む原動力になります。それこそが町づくりの原点であり、それを支えるのが行政の役目であります。様々な視点から、支えられるよう、努力を続けてまいりますので、町民の皆さんも努力を惜しまず輝いてください。