- 発行日 :
- 自治体名 : 宮崎県都城市
- 広報紙名 : 広報都城 令和7年11月号
■有限会社茶圃斉光園(ちゃほさいこうえん)
都城は銘茶の産地。冬と夏、昼と夜の寒暖差が大きい盆地特有の気候が、茶葉に適度なストレスを与え、香り高いお茶を育みます。
この都城の地で、新たに茶審査技術七段の茶師が誕生しました。茶審査技術の資格は、全国茶審査技術競技大会で成績に応じて段位が授与されます。昇段率が非常に低い大会で、最高位の十段になると、全国でも二十数名しかいません。今回、その七段を取得したのが「斉光園」の前田良介代表取締役です。
昭和29年に創業した同社は、都城および周辺地域で前田代表自らが厳選した茶葉を仕入れ、自社工場で火入れや合組(ごうぐみ)(茶葉をブレンドすること)を行い、うまみを引き出した深蒸し緑茶に仕上げています。
約10年前に家業を継いだ前田代表は、都城高専を卒業後、大手電機メーカーを経て培った「ものづくりの精神」をお茶づくりにも込めています。品質への妥協を許さず、日々試行錯誤を重ねながら丁寧な加工作業を徹底することで、飲む人が忙しい日々の中で〝ほっと一息〞つける時間を届けています。
「農作物である茶葉は、毎年味が変わります。まさにお茶は一期一会の飲み物。店によっても味が異なるため、いろいろなお茶屋で飲み比べを楽しんでほしい。お茶の消費量が減少している今、お茶の魅力を伝え、業界を盛り上げていきたい」と語る前田代表の瞳には、産地の未来を担う熱い思いが輝いていました。
問合せ:有限会社茶圃斉光園(ちゃほさいこうえん)
【電話】22-0337
