くらし 栄誉をたたえる 第17回日南市功労表彰

日南市功労表彰では、市の政治、経済、文化、福祉などさまざまな分野で市政の振興に寄与し、その功労が特に著しい方を表彰します。表彰は、毎年11月3日の文化の日に実施しています。
今年は「産業経済功労部門」で渡邊眞一郎さん、江藤久義さん、「教育、芸術、体育その他文化功労部門」で宮浦愛子さんが選ばれました。被表彰者の皆さんをご紹介します。

■産業経済功労部門
渡邊 眞一郎(わたなべ しんいちろう)さん
令和元年、日南商工会議所会頭に就任され、新型コロナウイルス感染症に関する支援金申請の支援や給付金サポート体制の整備などの普及や民間事業者と行政の連携強化に取り組まれました。他にも、赤レンガ館の保存やオーストラリア・アルバニーとの交流促進事業などに尽力され、文化財保存や国際理解の推進に貢献されました。

◇渡邊さんのお話
大学卒業後、6年程度東京の銀行に勤め京屋酒造に入社しましたが、小学校時代の同級生は殆どいなく大変心細い思いをしました。それを救ってくれたのが日南青年会議所です。ここで多くの友を得、人的ネットワークの重要性など、多くの事を学びました。青年会議所でのさまざまな経験があったからこそ、この様な表彰をいただく事ができました。今後も、日南のために尽力してまいります。

■産業経済功労部門
江藤 久義(えとう ひさよし)さん
平成27年から令和5年まで南郷漁協代表理事組合長を務められ、各種水産団体の重要な役職も歴任されました。その間、日本漁船保険組合の県域運営委員長として海難事故防止啓発活動に努められ、水産業の活性化に尽力されるとともに「港の駅めいつ」の発展など地域経済の活性化にも大きく寄与されました。

◇江藤さんのお話
栄誉ある賞を頂き、大変うれしく思っております。これまで支えてくださった関係者の皆さまのおかげで、このような賞を受けることができました。中学を卒業して以来、水産業一筋に頑張ってまいりましたが、今回の受賞を励みに、今後も引き続き水産業の発展、そして地域のために尽力してまいります。

■教育、芸術、体育その他文化功労部門
宮浦 愛子(みやうら あいこ)さん
平成30年から日南市地域婦人連絡協議会会長を務められました。会長在任中、本市が設置する多数の審議会委員を歴任され、女性リーダーとしてご活躍されました。また、社会教育委員として行政と市民の橋渡しを担うなど、社会教育行政にも寄与され、現在も地域学校協働本部ボランティアとして、学校支援を中心に精力的に活動されています。

◇宮浦さんのお話
今回、栄えある賞を頂きありがとうございます。これもひとえに関係機関のご支援と会員の長年にわたる地道な活動のたまものと感謝申し上げます。各種ボランティアに取り組んでまいりましたのも、皆さまとの絆を大切に、地域の輪を結び、未来に引き継いでいきたいとの思いからでした。「できる人が、できる事を、できる程する」をモットーにこれからも精進してまいります。