イベント 秋の西都イベントレポート

■第39回西都古墳まつり
11月1日(土)～2日(日)　西都原御陵墓前広場
今年も西都古墳まつりが盛大に開催。10月26日に高千穂神社で採火した御神火と11月1日に都萬神社で採火した御神火がたいまつ行列によって西都原へと運ばれて炎の祭典が始まりました。燃え盛る無戸室(うつむろ)を中心にニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの結婚を祝う「女人の舞」や、ニニギノミコトの東方出征を表現した「武人の舞」、3人の子どもたちの誕生を表した「皇子の舞」などを披露。観客は炎と舞で再現された神話絵巻に見入っていました。
2日目は御陵墓の一般参拝、勾玉(まがたま)づくりや火おこし体験を楽しめる古代生活体験コーナー、ヴィアマテラス宮崎の選手や古代人との「コフリンピック」など、多彩なイベントが開催されました。また、鬼の窟(いわや)古墳では、授業の一環で妻中学校3年生が観光客にボランティアガイドを行いました。今年は両日天候に恵まれ大盛況でした。

■第18回西都三財へそ祭り
10月26日(日)　三財小中学校体育館
三財地区が本県のちょうど中央部(へそ)に位置することにちなんだ「西都三財へそ祭り」が開催。陽気な「へそ踊り」や、祭りの名物「へそ相撲」、三財中学生による避難所運営、アユのつかみ捕りなどのイベントが催され、多くの来場者でにぎわいました。また、目覚ましい活躍をした地域の人をたたえる「へそMVP」には、三財中学校が選ばれました。

■第29回都於郡城址まつり
11月8日(土)～9日(日)　都於郡城本丸跡
日向伊東氏の歴史をしのぶ「都於郡城址まつり」。今年は6年ぶりに前夜祭が開催され、大規模なイルミネーションや高屋神楽の奉納が城址を彩りました。本祭での都於郡小学校伝統行事である武者行列は天候不良のため校舎内での行進となりました。神事の後には、都於郡中学生による創作ダンス、エイサーなどのステージイベントや、ラムネ早飲み選手権など参加型の催しが祭りを盛り上げ、多くの人でにぎわいました。