健康 [お知らせ] 地域包括医療局からのお知らせ

西郷病院の感染対策委員会です。朝タ、少しずつ涼しくなって来ましたね。
さて、新型コロナウイルス感染症は町内でもまだ報告されています。また、冬には、インフルエンザに加えて、ノロウイルスなどの感染性腸炎の流行も予想されます。
そこで今回は「手指衛生」についてお話ししたいと思います。
今さら手洗い?と思われるかもしれませんが、効果的な手指衛生は、感染症予防の基本です。
皆さん、正しい手洗いの方法を知っていますか?また、コロナウイルス流行後、病院やお店の入り口に置いてある、アルコール消毒液を使用した手指衛生の正しい方法を知っていますか?

■流水と石鹸による手洗い ※詳しくは本紙をご覧ください。
(1)水で手をぬらし、ハンドソープを取ります。手のひらをしっかりとこすり合わせて、十分に泡立てましょう。
(2)手の甲を伸ばすように洗います。
(3)指先·爪先の内側を洗います。
(4)指の間を洗います。
(5)親指をねじるように洗います。
(6)手首も洗います。
(7)流水で、よく洗い流します。

■アルコール液による消毒 ※詳しくは本紙をご覧ください。
(1)消毒剤のポンプを下までしっかり押し、消毒剤を手のひらに取ります。
(2)片方ずつ順番に、指先を薬液につけて消毒します。
(3)手のひらをこすり合わせます。
(4)指の間にすりこみます。
(5)親指も忘れずに。
(6)片方ずつ順番に手の甲をすり合わせます。
(7)手首全体にすりこみます。

・アルコール消毒は、石鹸による手洗いよりも除菌効果が高いと言われていますが、目に見える汚れがついている場合や、手が濡れている場合は、効果は弱まってしまいます。
手が汚れている場合は、水で洗ってしっかり乾かした後に使用しましょう。
・アルコール消毒液は、ポンプをちょっと押すのではなく、上から下までしっかりと押し切り、(1.5~3mlほどあります)アルコールが乾くまで30秒以上手をこすり合わせます。乾くまでこすることで、高い効果が得られます。
・右の絵は、手洗い後に、汚れが残りやすいところです。この部位を意識し、手洗いしてみてください。
※絵については本紙をご覧ください。
〔汚れが残りやすいところ〕…指先、つめ、指の間、親指のまわり、しわ
・効果的な手指衛生を行い、自分や、家族を守りこの冬を乗りきりましょう!

お問合せ:西郷病院
【電話】66-3141