スポーツ どすこい木浦の はっけよい!国スポ!第5回

今回は、9月に滋賀県で開催された国民スポーツ大会視察の報告をいたします。9月29日から10月1日までの3日間にわたり、滋賀県長浜市で第79回国民スポーツ大会相撲競技会が行われました。会場の県民共済ドーム長浜は琵琶湖のすぐ近くにあり、一万平方メートルの面積を有し、テニスコート12面が設営できる大きな施設です。
1日目は、全国47都道府県から集まった選手・監督・役員の総勢600名程が参加した開会式があり、その後、少年男子の団体戦が行われました。少年男子は高校生に出場資格があり、5人制でチームが編成されます。予選は3回戦まで行われ、各県から選抜された選手たちが熱戦を繰り広げました。宮崎県選手団も健闘しましたが、決勝トーナメント進出はなりませんでした。
2日目は、はじめに少年男子の団体及び個人の決勝トーナメントが行われ、各都道府県のプライドのぶつかり合いで大いに盛り上がり、少年の部終了後に成年男子団体戦が行われました。成年男子は大学生以上が対象で、3人制でチームが編成されます。宮崎県選手団は1勝しましたが、惜しくも予選敗退となりました。観覧席を見てみると、大相撲の関取や親方衆がスカウトも兼ねて多く来場しており、相撲ファンの中にはサインをもらってる人もいました。このような出会いがあるのも国スポの醍醐味です。
3日目は成年男子の団体及び個人の決勝トーナメントが行われました。大相撲で活躍する横綱大の里関もこの大会で優勝したことをきっかけに角界入りしたといわれています。今回活躍した選手から大相撲で活躍する選手が出でくることでしょう。
会場周辺では地元の特産品の売店やふるまいなど、長浜市の地域スタッフ及びボランティアの皆さまからたくさんのおもてなしを受けました。また、スタッフの皆さんと会話する機会もあり、滋賀と宮崎の話に花を咲かせることもありました。その中には「先月五ヶ瀬へ旅行に行きました」という方もおり、とても嬉しい気分になりました。
今回の視察を通して感じたことは、国スポは大きな大会であると同時に、五ヶ瀬町をアピールできる絶好の機会であるということです。この大会の主役は選手だけでなく、五ヶ瀬町の皆さんも主役です!これからも相撲に興味関心を持っていただけるよう頑張っていきます。最後に本年も大変お世話になりました。来年が皆さんにとって素晴らしい1年になることをお祈りします。よい年をお迎えください。