くらし どすこい木浦のはっけよい!国スポ!第2回

今回は私の自己紹介をさせてください。皆様に飽きられないように頑張って書きます(笑)名前は木浦和浩(きうらかずひろ)昭和62年生まれ、先月で38歳になりました。出身は鹿児島県鹿屋市で、大学卒業後高校の教員、一般企業を経験して、4月から地域おこし協力隊員として五ヶ瀬町で奮闘中です。
私が相撲を始めたきっかけは幼稚園の年長のときにさかのぼります。10月に地元の十五夜相撲大会が開催されていました。おそらくその頃体重が30kg程あったと思います。周りの子どもたちと比べても一回り以上大きい体格で、みんな私と相撲を取ることを怖がっていた記憶があります。私自身、「体が大きいから負けることはない」と決めつけていました。しかし、私は決勝戦で私よりずいぶん小さい子に寄り切られてしまったのです!その様子は新聞に記事として載っており、沸々と悔しさが込み上げてきたのを覚えています。この負けた時の悔しさが相撲を始めた原点となり、今では相撲を通して多くのことを学んでいます。
小学1年から本格的に相撲をはじめ、全国大会や九州大会に出場してきました。中学校では相撲部がなかったため、部活は卓球部、相撲はクラブ活動で稽古をしていました。ちなみに卓球ではダブルス担当でした(笑)
高校は相撲をするために鹿児島商業高等学校へ入学しました。朝は5時過ぎに起きて朝練、学校が終わって、16時から20時前まで稽古をする毎日。親元を離れて下宿生活をする大変さも学びました。きつかったですが、仲間とともに励ましあい、着実に強くなる自分を実感することが出来ました。一番の思い出は勝てなかった2人のライバルに勝てるようになったことです。
その後、日本大学へ進学し、相撲と学業を両立してきました。また、私生活でも道場や寮内の掃除を徹底的に叩き込まれました。今を思えばいい経験、思い出になっています。
相撲で学んだことはたくさんあります。その中でも高校時代の恩師から学んだ「感謝の気持ちと思いやり」という言葉を大事にしています。家族や多くの方々から支えられて今がある、そして大人になった今、その恩を色々な形で返せていけたらと考えています。相撲を通して五ヶ瀬町の皆さんに出会えたことに感謝し、皆様にいろいろなことを発信できたらと考えています。
次回は「相撲の歴史」と今について触れていきます。お楽しみに!