くらし 農業×福祉の「農福連携」でかごしまを障害のある方と共にもっと元気に!

「農福連携」とは、障害のある方等が農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取組です。この取組により、障害のある方の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、担い手不足や高齢化が進む農業分野において、新たな働き手を確保するとともに収入の向上につながる可能性もあります。

■社会福祉法人 白鳩会 花の木農場(南大隅町)
「2020ノウフクアワード初代グランプリ受賞」
農福連携のパイオニアとして、1972年から障害のある方の働き場所の確保のため農業に取り組み、お茶の生産や養豚事業なども行っています。そのほか、県内直営のアンテナショップやレストランでは、施設利用者が接客もするなど多角的に障害のある方等の就労・社会参画を支援しています。

■ノウフクマルシェ
「春と秋の収穫祭」
毎年春と秋の年2回、県内の障害者就労施設等で生産された農産物や加工品の販売を行う農福マルシェを開催しています。今秋は、鹿児島中央駅AMU広場で10月に開催し、今回で17回目となりました。農産物をはじめ、ジャム、スイーツ、ドリップコーヒー、ワインなどの加工品や手芸品などさまざまな商品を販売し、多くの来場者でにぎわいました。来春開催される際は、ぜひご来場ください。

▽農福連携の商品を購入するには?
オンラインショップ「薩摩てんこ盛り市場」
(運営:かごしま障がい者共同受注センター)にて一部購入できます。

▽農福連携について相談したいときは?
かごしま障がい者共同受注センター障害者就労施設等と農業者等とのマッチング支援や、相談対応を行っています。

問い合わせ先:障害福祉課
【電話】099-286-2749