文化 3つの世界遺産がある鹿児島

[祝]登録10周年

■[文化]1.明治日本の産業革命遺産
製鉄・製鋼、造船、石炭産業
日本が江戸時代の終わりから明治時代にかけてのわずか50年あまりの短期間で、西洋の新しい技術と日本の技術を融合させ、非西洋で最初の産業国家となっていったプロセスを物語る遺産群。2015年に世界文化遺産に登録されました。本遺産は、我が国の近代化を証言する8県11市23の資産で構成され、本県にはその先駆けとなった旧集成館、寺山炭窯跡、関吉の疎水溝の3つの資産があります。
本年7月に世界文化遺産登録10周年の節目を迎えたことから、本遺産の価値や意義を改めて見つめ直す機会として、記念事業に取り組んでいます!

○登録10周年記念作文コンクール
募集期間:~9月30日(火)
県内小学生を対象に、上記資産等の「紹介」をテーマにした作文を募集!入賞者には旅行券などを贈呈!

○♯かごしまレガシーInstagramキャンペーン
応募期間:~10月13日(月・祝)
県内構成遺産の写真・動画に「♯かごしまレガシー」をつけて投稿すると、抽選で特産品が当たる!

○登録10周年記念シンポジウム
配信:9月予定
7月12日(土)に開催した記念シンポジウムの模様を配信予定!

■[自然]2.屋久島
自然美(樹齢1,000年を超えるヤクスギの原生林が優れた景観を有していること)と、生態系(亜熱帯性の植物から冷温帯性の植物まで連続的に変化する植生が見られること)が評価され、1993年に登録されました。
▽屋久島環境文化村センター(屋久島町)
屋久島の多様で豊かな自然環境などを広く紹介するとともに、屋久島についての自然、文化等に関する総合的な情報や交流の場を提供する施設です。

■[自然]3.奄美大島、徳之島(沖縄島北部及び西表島)
アマミノクロウサギに代表される希少種を含む多様な生物が生息・生育していることが評価され、沖縄島北部、西表島とともに、2021年に登録されました。
▽アマミノクロウサギミュージアムQuru Guru(大和村)
アマミノクロウサギ保護研究施設。体験型の展示もあり、クロウサギの生態や人との共生についても楽しく学べます。

■鹿児島県は、2つの世界自然遺産と1つの世界文化遺産を有する全国で唯一の県です。今年は、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」登録10周年という記念すべき年であり、10周年を記念した事業を実施しています。この機会にぜひ、3つの世界遺産を訪れていただき、世界に誇る「南の宝箱鹿児島」の自然と文化を感じてみませんか。
鹿児島県知事 塩田康一

■こうちゃんクイズ!
下の●に入る言葉を答えよう!
「スポーツ・コンベンションセンターの整備予定地は●●●●●●●●跡地です」
*ヒント:本紙2面をチェック!

問い合わせ先:
世界文化遺産室【電話】099-286-2364
自然保護課【電話】099-286-2613
奄美世界自然遺産室【電話】099-286-2759