- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県
- 広報紙名 : 県政かわら版 Vol.193
スポーツ・コンベンションセンターってよく聞くけどなんのこと?建設費が上がっていると聞いたけど大丈夫なの?
など、そんな質問にお答えします。
Q1.スポーツ・コンベンションセンターってなに?
A.老朽化した県の体育館を建て替え、スポーツ利用だけでなく、これまで県内で開催できなかった規模のコンサートやイベント、展示会など多目的に利用できる施設です。
Q2.コンベンションの機能をつけるから建設費が高くなるのでは?
A.体育館の施設をそのまま利用するものであり、コンサートなどで有効活用するからといって建設費が高くなるということはありません。
Q3.建設コストが大きくなっているのであれば、身の丈にあった規模の施設にすべきでは?
A.県の体育館としては、県大会を支障なく開催できる規模が必要です。
そのために必要な最小限の規模を、基本的な整備の方向性をとりまとめた基本構想で定めています。
Q4.人口は減少する見込みなので、規模を縮小すべきでは?
A.将来の人口減少を見据えても、基本構想で定めた規模が必要です。
スポーツ・コンベンションセンターで開催が見込まれる県大会等は、地区予選を勝ち抜いたチームや選手が参加するため、人口減少に比例して、同センターの利用者数が一概に減少するものではありません。
Q5.なぜ赤字となる施設を整備するの?なぜ税金で運営費を負担するの?
A.スポーツ・コンベンションセンターのような公共施設は、県民の皆さまの利用料金を安く抑え、自治体が運営費を負担するのが一般的です。
なお、同センターをコンサートなどでも有効活用することにより、施設の利用料収入が増加し、運営費の低減につながります。
Q6.なぜドルフィンポート跡地に整備するの?
A.南北600kmの本県において、離島を含む県内各地の全ての皆さまが最もアクセスしやすいなどの理由から整備予定地を選定しました。同地は、中心市街地に隣接しており、中心市街地における賑わい創出・活性化にも寄与する施設であると考えています。
Q7.ドルフィンポート跡地は津波の心配はないの?
A.津波は想定されていません。
これは、ドルフィンポート跡地より海側にあるウォーターフロントパークのボードウォーク部分の標高が想定される津波高より高いためです。
Q8.県民の声を聞くべきでは?もっと丁寧に説明すべきでは?
A.基本構想の策定(R4.3)に当たっては、複数回にわたり県民の皆さまからご意見を募集し、適切に反映しました。
同構想の策定後も、ホームページはもとより、複数回に及ぶテレビや紙面、SNSでの情報発信、100回を超える関係者等への説明など、あらゆる機会を通じて周知を行い、その中で、県民の皆さまのご意見も伺ってきました。
引き続き、県政出前セミナーを実施するなど、情報発信に努めてまいります。
Q9.スポーツ・コンベンションセンターを整備しても、県の財政は大丈夫なの?
A.整備に係る毎年度の負担額は10億円程度と想定され、整備を進めても持続的で安定的な財政運営は可能です。
[参考]県庁舎や県民交流センター、農業開発総合センターに係る県債の償還が近く完了する予定。
これらに係る公債費計16億円が減少する見込み。
県としては、県大会が開催できる必要最小限の規模のスポーツ・コンベンションセンターの整備を推進したいと考えています。
問い合わせ先:スポーツ・コンベンションセンター整備課
【電話】099-286-2360