くらし 市長独言No.104…安納芋の豊かな秋

実りの秋、種子島の特産品である安納いものイベントが続きました。まず、週末の11月9日、西之表市安納の安納球場補助グラウンドで開かれたのは「安納芋フェスティバル」。安納校区恒例の「安納おおきにまつり」も同時開催され、生芋や加工品の販売。飲食店舗が並びました。特設ステージでは種子島中学校ブラスバンドが楽器にビニールで雨をしのぎながら熱演したのをはじめ、島内外から数多くのバンドがライブ演奏を繰り広げて喝采を浴びました。
この日の前半あたりは、断続的に雨に見舞われる悪条件だったにもかかわらず、来場者たちは幾度もテントの陰などで雨宿りを繰り返して会場周辺に留まり、夕方まで大盛況でした。
安納芋を使った菓子や料理を競うグルメグランプリでは、「和盆」(中種子町)出品の「安納いもクレープ」が最優秀賞を獲得しました。
もう一つの催しは翌週、中種子町中央公民館で開かれた「令和7年度安納いも等品評会」。株、箱の二部門のうち箱部門では、西之表市の若手農家の一人、勇元誠さんの安納紅が金賞に輝きました。移住者である勇元さんは有機栽培に取り組んでおり、昨年の銀賞受賞に続く快挙でした。
また、生産農家にバイオ苗を提供し続けている種子島高校生物生産科の生徒たちは、両方のイベントに審査員などの形で参加し、活躍しました。私も西之表市長として両イベントに関わる安納芋ブランド推進本部の会長を務めていますが、島の若手、若者たちが地元の産業をしっかり支え、盛り上げてくれていることを、改めて頼もしく心強く感じました。