しごと 特集 株式会社タイミー×垂水市 包括連携協定 スキマ時間で働く(1)

■スキマ時間で働く
ことができないかな。
「この日はちょっと暇かも。今出費が多いから、どこか近くで少しの時間働ける場所はないのかな?」

人がいたら助かるな。
「もうすぐ出荷も近いし、ちょっとの時間だけでもいいから人手が欲しいな。」

◇多様な働き方でこのまちをもっと元気に
皆様は「スポットワーク」をご存知でしょうか。「スポットワーク」とは、短時間・単発の就労を内容とする雇用契約のもとで働くことです。
現在、日本では少子高齢化・人口減少に伴い、労働力不足が課題の一つとなっており、本市も例外ではありません。そこで、本市が策定した、まちづくりの指針である「第6次垂水市総合計画兼第3期垂水市まち・ひと・しごと創生総合戦略」では、基本目標の一つに「多様な働き方を推進する」を掲げています。
労働力不足の課題解決のためには、魅力ある働きがいのある仕事づくりや雇用環境の整備を図っていくことが重要だと考えることから、令和7年7月に本市は、スキマバイトサービスを展開する株式会社タイミーとの包括連携協定を締結しました。
本特集では、同サービスの紹介、先日行われた事業者向け説明会の模様や参加者の声等をお届けします。

■#01 株式会社タイミーとは
スキマバイトアプリ「タイミー」の企画・運営・開発を行っている企業です。「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービスを展開しています。
また、地方公共団体が抱える労働力不足という地域課題を解決するとともに、地域の経済活性化を推進することを目的に、地方公共団体との連携を推進しています。

■#02 本市の生産年齢人口の推移
生産年齢人口とは、生産活動を中心となって支える15歳から64歳までの人口のことです。5年に1度行われる国勢調査の結果によると、本市の人口および生産年齢人口は年々減少していることが分かります。

本市の年齢3区分人口と生産年齢人口率の推移

[出典〕令和6年度統計たるみずより
(資料:国勢調査)

■#03 本市との包括連携協定について
本市は現在、基幹産業である農業・漁業や介護等の分野におきまして、労働力不足が課題となっています。また、子育て世代の皆様を中心にスキマ時間の活用等、多様な働き方に対する要望が寄せられていることから、本課題の解決を図るべく、包括連携協定を締結しました。

◇連携・協力事項
(1)市内事業者の人材確保および雇用創出に関すること
(2)多様な働き方の推進に関すること
(3)産業振興に関すること
(4)双方の事業のPRに関すること
(5)その他、本協定の目的に沿うこと