くらし 令和6年度 教育委員会事務の点検および評価報告(2)

■重点施策推進状況の自己評価と外部評価
◆教育総務課
概要:自己評価平均点 3.75
○取組具体例
・学校施設の整備
垂水市学校施設等長寿命化計画に基づく、垂水小学校の体育館長寿命化改良事業に伴う内部改修工事および自動火災報知設備・防火戸等改修工事設計業務を実施した。
また、新城小学校体育館の天井照明LED化修繕、各校の床板張替修繕や空調設備の取替修繕など、児童生徒の安心・安全を確保できる教育環境の充実を図った。
緊急を要する修繕等については、児童生徒・教職員の安全性を最優先に考え、関係課と協議しながら予算確保を図り、早急な対応に努めた。〔表2〕

〔表2〕教育総務課の重点施策の評価と外部評価委員の点検・評価
※推進状況など詳細は、HP などからご確認ください。

◆学校教育課
概要:自己評価平均点 3.5
○取組具体例
・確かな学力の定着
1月にCBTで実施された鹿児島学力学習状況調査では、県比(小5:101、中1:98、中2:102)とほぼ県平均と同等であり、学力向上が徐々に図られつつあると考えられる。年度初めから「垂水市学力向上3本の矢プラン」を作成し、(1)授業改善、(2)良問の計画的活用、(3)管理職の見届けに取り組んだ成果であると考える。
英語教育の充実では、中学生への英検補助により、約半数の生徒が英検受験を行っており、鹿児島学力学習状況調査においても、2年連続県平均を上回るなど成果が見られつつある。また、全小学校に英語専科と英語講師を派遣し、小学生の英語への興味関心が高まっていることから、英検補助を小学生にも拡充した。
令和7年度から、文部科学省の研究開発学校の指定(4年間)を受け、情報活用能力養成の研究実践を進めていく中で、タブレット端末を活用し、自由進度学習や反転学習等により、児童生徒が主体となる授業改善に一層取り組んでいるところである。〔表3〕

〔表3〕学校教育課の重点施策の評価と外部評価委員の点検・評価
※推進状況など詳細は、HP などからご確認ください。

◆社会教育課
概要:自己評価平均点 3.5
○取組具体例
・学習機会の充実
生涯学習オープニングフェアは関係者を含め、94人が出席し、昨年度の学習発表や講師紹介、作品の展示等を実施した。
市民講座は人間性豊かな生活を営むための生涯学習づくりの一環をテーマとして新規に7講座を新設し、全15講座を開設することができた。講座申込率は84・3%と昨年度(74・1%)と比較して増加している。また、令和6年度から、新規事業として夏休み中、1DAY(ワンデー)(1日)市民講座(キッズヨガ・夏休み図画工作・親子料理)に取り組み、約44人が楽しく受講した。
出前講座については、「ごみの分け方・出し方」「歯と口からはじまる健康づくり」等の講座に26団体の申込みがあり、計426人が受講した。
視聴覚ライブラリー事業は、かごしま県民大学中央センターと連携し、DVDや16ミリフィルムの視聴覚教材を借用し、特に16ミリフィルム教材は園児に人気があり、好評を得ている。〔表4〕

〔表4〕社会教育課の重点施策の評価と外部評価委員の点検・評価
※推進状況など詳細は、HP などからご確認ください。

問合せ:教育委員会教育総務課 
【電話】32-7211