- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県いちき串木野市
- 広報紙名 : 広報いちき串木野 令和8年1月20日号(第243号)
~令和7年度全国学力・学習状況調査結果と今後の取組~
4月に実施された全国学力・学習状況調査について、本市の結果の概要をまとめました。
◆1 本市の学力の状況

○良い点
・本市の児童生徒の無回答率は、ほとんどの設問で全国より低いポイントであり、あきらめずに粘り強く問題に取り組む姿勢が身に付いてきています。
・小学校理科では、知識・技能に関する通過率が高く、全体の正答率も全国を上回りました。
○課題
・小学校国語は、「情報の扱い方」「話すこと・聞くこと」の領域に課題があり、目的や意図に応じて情報を整理・発信する力の育成が必要です。
・中学校国語は、「言葉の特徴や使い方」に課題があり、語彙や文法の基礎的な知識の活用が十分ではないことがうかがえます。
◆2 本市の児童生徒の学習や生活の様子
○小学校

○中学校

◆3 「学習者主体の授業」を目指して
○「学習者主体の授業」を実現するための考え方
一律・一斉・一方向のみによる授業だけでなく、子どもに学びを委ねる場面とのバランスを考え、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を図ることが大切です。
○「学習者主体の授業」の視点(例)
・子どもが自ら問いを発見する
・子どもが課題解決の方法を見通す
・子どもが自ら学びを振り返る
・子どもが学習の形態やスタイルを選択し自己決定する
・子どもが学習時間やペースを選択し自己決定する
・子どもが課題解決まで試行錯誤を繰り返す、協働する 等
「学習者主体の授業」において、教師は、ファシリテーター的な役割として、子どもたちそれぞれの学びを見取り、指導に生かすことになります。その際、大切にされているのが、「個別最適な学び」と「協働的な学び」です。本市の各小・中学校においても、「学習者主体の授業」を目指した様々な取組が進められています。
▽主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善
↑
~一体的な充実~
・個別最適な学び
→学習内容の確実な定着を図り、学習を深めたり広げたりする。
・協働的な学び
→異なる考え方が組み合わさり、より良い学びを生み出す。
〔学習者主体の授業〕
◆4 家庭学習「マイゴールチャレンジ」
家庭学習で「何を」「どのように」取り組むかについて、子どもが自分で目標を決め、計画を立てて、目標の達成に向けて学びを調整しながらチャレンジすることです。
自分で目標を決めて、それをどのように達成するかを見通し、調整しながら取り組む家庭学習によって、子どもの興味関心の進化・弱点の克服、自分の気持ちや行動を上手にコントロールする力の育成、創造力や思考力の育成等の効果が期待できます。
▽A小学校の実践
・具体的な取組
(1)その日の授業から自分自身の課題を発見する。
(2)発見した課題に基づいたマイゴールやその日の学習メニューを家庭学習計画表に記入する。
(3)家庭学習後にその日の家庭学習について、ふり返りを記入する。
(4)翌日、計画表を担任へ提出して、コメントをもらう。
