- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県志布志市
- 広報紙名 : 市報しぶし 2025年5月号
広報担当が、気になっているモノやコトについて取材するコーナーがスタートしました。
第2回の気になるワードは「港のガンマン」です。
■志布志港には「ガンマン」がいる!
「志布志港には港のガンマンがいます。」
取材中に気になるフレーズが飛び込んできました。不安がよぎりつつも、再び国土交通省九州地方整備局志布志港湾事務所に協力いただき、「港のガンマン」について調べるべく、志布志東洋埠頭株式会社現業部コンテナ現業課の野邊真弥さんにお話を伺いました。
―志布志港には「港のガンマン」がいますか?
いますよ。「港のガンマン」はガントリークレーン運転士のことです。私もガンマンとして働いています。志布志港では他2社と共同でこのガントリークレーンを使用しています。
―ガントリークレーンとは?
志布志港では新若浜コンテナターミナルに2基あるキリンのように見えるクレーンのことです。このクレーンを用いて、船にコンテナを積み下ろしします。早速操縦席へ行ってみましょう。
―高さはどれくらいありますか?
高さは約35mです。この場所でコンテナの荷役作業のクレーン操作を行うため、真下を見て作業をします。そのため、足元からは地上が見えます。
―この仕事の魅力は?
ガントリークレーンは現在県内では志布志港にしかなく、このクレーンを操縦できることは誇らしいことだと思っています。
クレーン操縦のために、県外で学科研修や実技研修を重ね、21歳の時、クレーン・デリック運転士の国家資格を取得しました。重いコンテナを動かす危険な作業のため、声かけを徹底し、安全かつ正確な作業(1時間に30本程度の荷役)を心がけています。
皆さんも志布志港で一緒に働きませんか?