- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県南大隅町
- 広報紙名 : 広報南大隅 令和7年11月号
■人生100年を目指す 健康管理
○町シルバー人材センター講演会
10月15日、町シルバー人材センターが、活動の普及啓発のため、「肩こり・肩痛予防運動」をテーマにした講演会を開催し、会員65人が参加しました。
恒心会おぐら病院の理学療法士切通陽介さんを講師に迎えての講演は今年で5年目となり、毎年参加されている会員の方々も多く、和やかな雰囲気の中での講演となりました。
講演会修了後は、みなと公園でグラウンドゴルフ大会も開催され、会員の交流が図られました。
■御霊よ安らかに
○町戦没者追悼式
10月17日、令和7年度南大隅町戦没者追悼式が、本庁大会議室で行われ、遺族や来賓が参列しました。
式典では、平和への願いを後世につなぎたいと同実行委員会が町内の児童生徒に募集した作文を、各小中学校を代表した児童生徒がそれぞれが思う平和への願いを発表しました。
参列者は献花を行い、戦没者へ哀悼の誠を捧げ、平和への決意を新たにしました。
■子どもたちの成長に新たな本との出合いを
○セカンドブック事業「もうすぐ1年生」
10月17日、町教育委員会では、「子ども読書活動推進」の一環として来年度、小学校に入学するすべての1年生に本を贈りました。
子どもたちに読書習慣をつけるきっかけになるよう、おすすめ絵本の中から2冊を親子で一緒に選んでいただき、就学時健診時の「子育て講座」において贈呈しました。子ども自身が「本を選ぶ楽しさ」「読む楽しさ」を知るきっかけをつくることで自発的な読書につながることをめざします。
■親同士がつながる、語らいの時間
○就学時健診で保護者向け子育て講座
10月17日、就学時健診の日にあわせて保護者向けの「子育て講座」を開催しました。
子育てに関する知識や保護者同士の交流を目的に、親としての経験や悩みを共有しながら自然に会話ができるよう、子育てに関するさまざまなテーマを盛り込んだ子育てすごろくを楽しみました。
講座の終盤には、視点を共有するやりとりの中で、共感が生まれる時間が多く見られました。参加者から「他の家庭の工夫を聞くことで、明日からのヒントを得られた」との声が寄せられました。
■大規模災害に備え防災協定を締結
○農業生産法人有限会社十津川農場
10月17日、町と農業生産法人有限会社十津川農場(代表取締役:玉置博祥さん)は、災害時における施設等の一時利用に関する協定を締結しました。
この協定は、大規模災害が発生または発生が予想される場合に、町からの要請により同法人が所有する根占横別府の土地(約8,800平方メートル)を緊急避難場所及び仮設住宅敷地として利用させていただくため締結されました。ありがとうございました。
■みんなでお肉を味わって
○2025南大隅町肉の感謝祭
10月17日、「南大隅町肉の感謝祭」(消費拡大事業)が町民グラウンドで開催されました。当日は約900人がバーベキューを楽しみました。
町民グラウンドにはバーベキューコンロが並び、参加者一人一人に、牛、豚、鶏肉、野菜、おにぎりのセットが配布されました。ご家族やグループでコンロを囲み輪になって、大人から子どもまでおいしいお肉に笑顔になりました。
会場にはにぎやかな声が響いていました。
■学校給食に地元産「紅はるか」
○町シルバー人材センター寄贈
10月28日、町シルバー人材センターが、児童生徒の給食に役立てて欲しいと、今年収穫したサツマイモ「紅はるか」を、町給食センターへ寄贈されました。
12月まで学校給食の献立に合わせて提供され、約100kgを寄贈いただく予定です。「町内産の紅はるかを食べて、子どもたちに元気になってほしい」と手渡されました。
今後、いろいろな献立で活用させていただきます。ありがとうございました。
■実りを収穫 米作り体験
○神山小学校5年生体験授業
神山小学校5年生が、植えつけて収穫を迎えた米を、10月9日に稲刈りと掛け干し、10月28日に脱穀を体験しました。
この体験は、神山地区環境保全活動組織と農業委員会が耕作放棄地に活気を取り戻そうと毎年実施しており、収穫された米の一部は町ふるさと祭りの抽選会の賞品として提供されています。児童は、農業委員の方々から指導を受けながら、米作り体験を通じて農業への親しみや理解を深める授業となりました。
