- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県南大隅町
- 広報紙名 : 広報南大隅 令和7年11月号
■心臓を守ろう!
今年度の複合健診の結果がお手元に届いてから3か月以上が経過しました。結果を受けて、何か変えられたこと、続けていることありますか?
◇R7年度の複合健診受診結果

年齢が上がるにつれ、治療中の方が多くなっています。
また、若い年代の方は要指導・要観察の割合が高く、生活習慣改善の必要性がある方の割合が高いことがわかります。
治療中の判定を受けていた方の内訳をみると、高血圧の割合が高く、次いで脂質異常症の割合が高くなっていました。また、高血圧で治療中の方の約1割の方は収縮期血圧(いわゆる上の血圧)160以上、拡張期血圧(いわゆる下の血圧)100以上の高血圧2.度以上でコントロール不良者でした。
40歳未満の若けもん健診受診者の6.3%がすでに生活習慣病で治療中であり、79.2%の方が要指導や要精密判定のため、若い年代からの生活習慣の改善が高血圧や糖尿病への移行を防ぎ、将来の脳卒中や心不全等での要介護状態や急死を防ぐことにつながります。
■高血圧を予防しよう!
8月末までに1,037名の方が尿中食塩推定量検査を受け、平均9.4g/日でした。(令和6年度平均9.3g/日)令和5年度から3年連続で検査した方は626名平均9.2g/日で、あまり大きな差はありませんでした。
しかし個人をみてみると、令和5年度は10gを超えていた数値が令和7年度には5g台にまで下げている方もおり、お一人お一人少しずつではありますが、減塩に取り組まれ、効果が表れていました。
~一部紹介~(単位:g/日)

◇みなさんが減塩に取り組まれたこと(一部紹介)
・葉物野菜を今までより多く食べるようになった
・味噌汁を毎食食べていたが1日1回にした
・減塩醤油を使うようになった
・調味料の使う量を減らした(きちんと量るようにした)
・ポテチ等の食べる量を減らした…などなど
高血圧予防に、減塩はとっても効果的!(高血圧治療ガイドラインにおいても減塩は第一選択で、目標6.0g未満/日です)また、家で朝と寝る前に血圧を測り、自分の普段を知っておくこともとても大事です。
今からできること1つ始めてみませんか?
問い合わせ先:根占保健センター
【電話】24-3388
