くらし 【特集】大久保町長約24年の歩み

■町長退任あいさつ
令和7年4月26日をもちまして、伊仙町長を退任することとなりました。
平成13年10月に町長に就任させていただき6期23年と6ヵ月間、「すべての町民が主役のまち」「町民総参加のまちづくり」の理念のもと、町政の発展、町民の福祉向上のため各種施策に取り組むことができ、町民のみなさま、伊仙町議会議員のみなさま、そして関係機関団体のみなさまのご支援のお陰を持ちまして町政を進めることができましたことを心より感謝申し上げます。
人口減少と高齢化という離島の課題に向き合い、徳之島交流ひろば「ほーらい館」や直売所百菜、徳之島地域文化情報発信施設徳之島なくさみ館の建設をはじめ、小規模校存続のための住宅建設など様々な地域の課題に対する施策に取り組んでまいりました。
「集中から分散」をキャッチフレーズに、集落の活性化を行うことが町の活性化につながり、また農福連携による障がい者雇用の推進は、全国に先駆けて実施し、その取り組みは、地方創生の成功事例であると国からも高く評価を受けたことは、とても誇るべきことであると感じております。
これからの社会においても、人口減少と東京一極集中の課題は避けられない問題でありますが、これらの課題解決に向け、伊田正則町長指揮のもと、伊仙町の伝統文化を大切にしながら、伊仙町に生まれて良かった、住んで良かったと誇れるまちづくりに向け、柔軟かつ大胆な発想で伊仙町がさらに発展することを期待いたします。
最後になりますが、伊仙町の新しい時代の幕開けと輝く未来に期待し、すべての町民のみなさまのご健勝を心よりお祈り申し上げます。

令和7年4月
大久保 明

■23年6ヵ月の足跡