くらし 謹賀新年

■町制80周年を礎に、新しい挑戦や飛躍の年に
町長 今井 力夫
町民の皆様、新年あけましておめでとうございます。2026年、午年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
町民の皆様におかれましては、日頃から本町行政にご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。
昨年を振り返りますと、世界では、1月に発足したトランプ政権による関税措置が世界経済に大きな影響を及ぼしました。また、戦争や紛争の絶えない年となり、一般市民に多数の犠牲者が出ており、一刻も早い世界の恒久平和が訪れるように願ってやみません。
2025年日本では、大阪・関西万博が4月に開幕し、国内外から多くの方が万博を楽しんでいました。一方、「令和の米騒動」や「食料品、エネルギー関連の物価高」、「2025年の崖」問題は経済・社会に大きな影響を与えました。政治では高市早苗氏が日本初の女性首相に就任、スポーツではイチロー氏の野球殿堂入り、大谷翔平、山本由伸投手、佐々木朗希投手のワールドシリーズでの活躍に日本中が沸き立ちました。そのようなうれしいニュースばかりではなく、年末に青森県八戸市で震度6強の地震が発生し、多くの市民の皆さんが避難生活を余儀なくされていますが、一日も早い復興復旧を願うばかりでございます。
さて、昨年暮れに実施されました町長選挙において、町民の皆様の信任を得て3期目の当選を果たすことができました。町民の皆様の幸せの実現、町の発展に向けて「ともに考え、ともに働き、ともに創り上げる」姿勢で一生懸命取り組む決意でございます。町民の長年の悲願でありました水道水の軟水化は令和8年度末の完成を目指し、皆様においしい水を提供できるようにします。町民が安心して通行できる道路整備など「いつまでも住み続けたい社会環境整備」「子どもからお年寄りまで安心して暮らせる生活環境整備」「農林水産業や商工業等の産業競争力の強化と島の駅建設」「次代を担う人材づくり」や「沖縄との交流促進、那覇・奄美群島間の航路航空路運賃の軽減」に国や県、関係機関のご協力をいただきながらその実現を図ってまいりますので、町民の皆様のご理解とご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年は、町制80周年の記念すべき年となります。知名町はこれまで町民の皆様と歴代の町長が心血を注ぎ、築いてこられました礎をベースに、「子や孫が誇れる潤いと活力ある持続可能な知名町」を目指し、町民全体の奉仕者として、初心忘れることなく、誠心誠意職務を全うしてまいる所存でございます。
今年の干支は午年です。午年は、明るく社交的で、行動力や前進、情熱を象徴し、目標に向かって一直線に突き進むエネルギッシュな年といわれております。町民の皆様、町議会の皆様とともにまちづくりのビジョン実現に向けてワンチームで取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご協力よろしくお願い申し上げます。
結びに、新しい年が町民の皆様と町にとって力強く、新しい挑戦や飛躍のチャンスに恵まれる「情熱と行動」の一年となりますようご祈念申し上げ私の年頭のご挨拶といたします。

■郷土愛と未来志向
教育長 田中 幸太郎
町民の皆様、新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのことと存じます。
さて、昨年秋の生涯学習フェスティバルにおいて、福祉作文で最優秀賞を受賞した知名小学校3年の小野愛友莉さんは、足の不自由なおばちゃんのゴミ捨てを手伝った経験を通して、「だれかの役に立てたことがとてもうれしくて声をかけてよかったと思いました。これからも声をかける勇気をずっと大切にしていきたいです」と述べ、同校4年の林果恋さんは、夏祭りで迷子の男の子を助けた経験を通して、「わたしは、迷子になってしまう子から、迷子を助ける人になれたようだ。自分を誇らしく思う。これからも、人の気持ちを考えながら、助けられる人になりたい」と述べました。また、田皆中学校1年の細川愛莉さんは、住吉の自然や文化、暮らしを見つめ、「お互いに助け合い、顔を合わせれば自然にあいさつが交わされる。地域の誰もが子どもたちを見守り、困っている人がいれば自然と手を差し伸べる。そんな人と人とのつながりこそ、住吉が持つ一番の力だと思う」と述べました。小野さんと林さんの作文からは優しく温かい心がよく伝わり、細川さんの作文からはふるさとを大切に思う気持ちがよく伝わってきます。このように、子供たちが本町の豊かな教育的土壌の中で育まれていることは素晴らしいことで、地域の皆様方に、改めて深く感謝を申し上げます。
ところで、表題の言葉は、今年秋に予定されている知名町町制施行80周年記念式典で歌う合唱団のテーマですが、教育行政においても大切にしたいと考えています。各地域に伝わる伝統芸能や文化の継承などを通して郷土愛を育むとともに、タブレットの効果的な活用などを通して学力向上や未来を切り拓く力の育成に努めてまいります。学校関係では、今年、田皆小学校が創立150周年を迎え、上城小学校が県指定・沖永良部秋季教育研究大会小学校部会会場校として研究公開を行います。施設関係では、住吉小学校のバリアフリー化工事が今年度中に完了予定で、その後、大津勘の教員住宅新築工事、田皆中学校校舎の予防改修工事に着手する予定です。また、少子化に伴い、学校の在り方検討委員会を立ち上げ、学校再編について協議してまいります。このように、持続可能な社会を目指して、未来の社会の創り手となる子供たちを中心に据えて教育行政を推進してまいりますので、皆様方の深い御理解と温かい御支援・御協力をよろしくお願い申し上げます。
今年も子供たちがそれぞれの特性を生かし、学術・文化・スポーツなどあらゆる分野で活躍することを期待したいと思います。そして、そのことを皆様と共の喜びとしたいと思います。今後も学校運営協議会を中心にコミュニティ・スクールの機能を高め、子供たちを豊かに育んでまいりましょう。