- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県うるま市
- 広報紙名 : 広報うるま 令和7年5月1日号
去る1月に特定健診受診率に関する自治会表彰(※)が行われました。受診率上位の入賞が多い中、受診率7位ながらも積極的な受診率向上の取り組みが評価され丙区分2位になった新赤道自治会長根舛(ねます)本子(もとこ)さんに取り組みの詳細や極意を教えてもらいました
※自治会規模を住民毎に4区分(甲乙丙丁)に分け、受診率や健診周知活動、健康教室などの取組を総合的に評価して表彰します。
◆〔Q〕健診受診率UPの取り組みや、工夫したことは?
毎月発行している「新赤道だより」に公民館健診の前月・当月に健診のお知らせを掲載している他、公民館で独自にチラシを作り広報に挟み込んでいます。健診の予約を本人の代わりに取ってあげることもあります。立て看板も作って、区内の目立つ場所に2、3か所に設置しています。予約を入れたのに当日忘れてしまう人が出ないように住民健診の前日と当日には区内放送でお知らせしています。当日キャンセルを少しでも減らせないかなと思っています。
◆〔Q〕その他の取り組みについて
公民館で健康に関する様々な教室(100歳体操など)を行うことで日常的に健康づくりを意識できるよう取り組んでいます。健康意識が高い区民が多いと実感していて、自治会としてもこうした取り組みをどんどん増やしていきたいと思います。自分自身が体調を崩し、健康を考えるようになって初めて健診の大切さや公民館健診の有難さがつくづく分かりました。
◆〔Q〕これからの課題について
公民館健診は平日の午前中なので、働き世代が受診するのは困難です。そのため他の住民健診の日程や病院での個別健診を推奨する機会を作ることを考えたいと思います。働き世代と自治会の関係が希薄になる中で、子ども向けの活動に力を入れることで働き世代が参入できるような機会を増やし、健診周知の機会も一緒に増やせるといいなと思います。