くらし 市長就任2期目のごあいさつ うるま市長 中村正人

「うるま市は、人が輝き、地域のありのままが、感動を生むまちである。」そう語る、市長中村正人。うるま市誕生20周年の節目とともに、セカンドステージで「地域経済が福祉を支える好循環型社会を実現する」と意気込みを見せた。

■地域経済が福祉を支える好循環型のうるま市へ
このたび、市民の皆様のご信任を賜り、引き続きうるま市を担わせていただくことになり、改めてその責任の重さに身が引き締まる思いです。
また、市民の皆様から寄せられた温かいお声とご期待に応え、うるま市をより一層素晴らしくするために全力を尽くす所存です。

私は「地域経済が福祉を支える好循環型社会のまちづくり」に全てが集約されると考えています。
まず、市民の皆様が安心して生活し続けるためには、多種多業における地域経済を活性化させ、雇用を生み、人材を育て、市民所得を向上させることが重要です。それにより、こどもたちの教育・福祉をはじめとする市民生活を支えることに繋がって好循環を生み、これまで以上に“うるま市全体“が成長し発展するものと考えています。

これまでに引き続き、市民生活にかかるすべての事業を第一にしつつ、こどもたちのための政策に一層力を入れます。
こどもは私たちの宝であり、彼らの健やかな成長こそが、社会の持続的な発展に繋がる鍵です。
このため、教育施設整備(給食センターや学校等)や電子黒板配置などのハード面と、こどもたちの主体的かつ能動的な成長・教育支援などのソフト面をバランスよく取りながら、すべてのこどもたちが夢や希望を持ち幸せになれるように、子育て・教育支援体制を強化します。

つぎに、地域を支え共にまちづくりを推進する自治会、事業者、生産者、青年会、地域の皆様と一緒になって、イベントや各種活動を行い、一層盛り上げていく所存です。
また、観光の拠点となる自然・文化・歴史などのコンテンツや地元特産品など、うるま市ならではの“ありのままの魅力“を市内外の人々にお届けできるよう取組みます。
さらには、市民生活に必要な安全・健康・衛生(消防、ごみ関連、火葬場、体育館)などの大型施設や、道路も引き続き整備しながら、市民の皆様に安心できる暮らしを構築することはもとより、観光に訪れる人々でますます賑わうよう、引き続き推進します。

これらの政策を実現するために、市役所の職員と一致団結して、地域へ出向き、市民の皆様の声に耳を傾け、真摯に受け止め、また市が取り組んでいる事業や取組をきちんと市民の皆様へ伝え、真の協働をもって住みやすいまちづくりを目指します。
誰もが安心して暮らし、うるま市を誇りに思い、地域のありのままを大切にできる持続可能なまちを実現してまいります。

結びに、私は、うるま市長2期目のスタートを切るにあたって、市民の皆様の声に耳を傾け、未来へと歩み続ける覚悟です。また、うるま市誕生20周年となる令和7年度、これまでの先人に敬意と感謝を忘れず、市民の皆様と喜びを分かち合い、市民協働で力を合わせ、新たなステージへ向けて、さらに誇れる「感動産業特区うるま市」を実現すべく、邁進いたします。
今後とも、「人が輝き、地域のありのままが、感動を生むまち うるま市」に、市民の皆様をはじめ、市議会のご理解とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。中村正人