- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県粟国村
- 広報紙名 : 広報あぐに 2025年8月号
■遊ぶ際は気を付けて!ハブ、溺水に注意!
医師:大田瑞生
夏も真っ盛りとなりだいぶ気温が高くなっていますが、皆様体調には気をつけていますでしょうか?熱中症対策も必要ですが、今回は事故防止の注意喚起です。
(1)ハブに噛まれないように対策を!
ハブは夜行性と言われていますが、暗いヤブなどは日中でもできるだけ避けましょう。やむを得ず入る場合は、丈夫な長靴と長ズボンを着用して噛まれないように対策をしましょう。夜間は明かりを持ってヘビらしきものには近寄らないようにしましょう。
なお、冬でも冬眠はしないようです。草むらに入る場合や夜間に外出する際は1年を通してハブ対策が必要です。
もしも噛まれてしまった場合は、まずその場を離れて安全な場所で傷口の位置や数を確認します。毒蛇(ハブを含む)の場合は噛まれて数分で痛みが強くなってきます。運動で血流が早くなると毒の巡りも早くなるため、車で運んでもらうか医療機関の近くであればゆっくり歩いて受診しましょう。
(2)溺水に注意!
2024年の沖縄県内で発生した水難事故が128件と報告されています。過半数は観光客でシュノーケリングや遊泳中の事故が最も多かったようですが、県民の魚とり中の事故も多く発生しています。
今年も他の離島で溺水事故が複数発生しております。皆様も海に入る際はしっかりと機材の確認や体調確認を行ってから泳ぐようによろしくお願いします。