健康 健康(2)

■保健センターだより R7-No.2
◆アルコールが身体に及ぼす影響とは!?
「飲み会が多くなる時期が近づいてきました」
アルコールは主に肝臓で分解されます。
分解が追いつかないと様々な悪影響を及ぼす可能性があります。
▽自分の肝臓は本当に大丈夫?
肝臓には解毒やエネルギーの貯蔵のお仕事があります。アルコールは肝臓で中性脂肪として蓄積されますが多量になると行き場がなくなり肝臓に貯められ、「脂肪肝」になります。
「すべてのことの始まりは、脂肪肝だった。」
正常

脂肪肝 細胞一つ一つに油がつく

脂肪肝炎 傷を治そうとしてかんぱちをつくる

肝硬変
↓ 滑らかだった肝細胞は固くなる
肝がん

▽肝臓だけではない!ほかにも悪影響が…
アセトアルデヒドが血管を拡張させる
↓時間が経つと…
アルコールの血中濃度が下がると血管が収縮
肝臓で分解されてできたアセトアルデヒドは一時的に血管を拡張させ血圧を下げますが、お酒が抜けると血管が収縮し血圧を上げます。

▽脱水
トイレが近くなる

脱水
お酒の利尿作用により尿量が増え、水分量が減り脱水状態になると、血液はドロドロになってしまいます。この状態は血圧も上げやすく、心筋梗塞や脳梗塞につながります。

▽少しの飲酒でも健康リスクがあります。
厚生労働省が公表したガイドラインで「少量でも発症リスクが上がる病気があること」を強調しました。
「少量でも悪影響がある!適量はない!」

〈健康に配慮した飲酒のコツ〉
✓自分がどんな飲み方をしているか把握する
✓飲む量をあらかじめきめる
✓食後に、または食事をしながら飲む
✓お酒の合間にお水を飲む
✓1週間のうち飲酒しない日を設ける

お問い合わせ:八重瀬町保健センター
【電話】098-998-1149