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《特集》わくわく未来づくり 令和6年度予算と主な事業(1)

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京都府京田辺市

■上村市長が施政方針を発表
2月20日開会の令和6年市議会定例会において、上村市長が施政方針演説を行い、令和6年度の市政運営の基本的な考え方や主要な施策などについて述べました。

私の政策理念「みんなが住み続けたいと思えるまち」と、本市の目指す都市像「緑豊かで健康な文化田園都市」を実現するために、2期目の選挙公約に掲げた施策を「中期まちづくりプラン」として取りまとめ、「行政改革」と両輪に、新たなまちづくりをスタートさせます。

◇3つの重点プロジェクト
次の3つのプロジェクトを柱に、施策事業を展開します。

(1)次の世代を育てるこどもまんなかのまちづくり
一体的で切れ目のないこども・子育て支援を推進するとともに、質の高い教育の実現と学童保育のサービス向上に取り組みます。

(2)つながりと安心のまちづくり
市民協働を推進するとともに、イベントなどを通じて人と人との絆づくりに取り組むほか、住み慣れた地域で安心できる暮らしを実現します。

(3)持続可能で魅力ある都市づくり
脱炭素社会の構築に取り組むとともに、自然と調和したコンパクトな都市構造の形成を進めます。また、交通利便性に優れた利点を生かし、快適な移動・交通環境の整備を進めるとともに、新名神高速道路の全線開通を見据えて、企業立地のための基盤整備などを推進します。

◇行政改革の取組み
「多様な主体との協働・パートナーシップ構築」「デジタル技術の活用と人材育成による行政運営の質の向上」「持続可能な財政構造の構築」を基本方針に「行政改革」を推進し、適応力の高い職員を育成することで、効率的でスピーディーな行財政運営を進めます。

◇職員と一丸となって誰もが幸せに暮らせるまちに
未来を支えるこどもたちが元気いっぱいに暮らせて、誰もが取り残されることなく幸せに暮らすことができる「わくわくする京田辺」をつくります。

施政方針の全文は、市ホームページに掲載しています。主な事業は、本紙4~7ページで紹介しています。

問合せ先:企画調整室
【電話】64-1310

■わくわく未来づくり予算 320億円を編成
「みんなが住み続けたいと思えるまち」を実現するため、昨年度に次ぐ過去最大規模となる予算を編成しました。

◇令和6年度当初予算 会計別歳出内訳

詳しくは、市ホームページをご覧ください。

■歳入(一般会計)

◇市税が6千万円増
国が始める個人市民税の定額減税などがある一方、地価上昇などに伴う固定資産税の増収などにより、市税全体で6千万円増加(0.5%増)しました。

◇国庫支出金が1.3億円減
天理山古墳群の用地取得事業費の減少などにより、国庫支出金が1億3千万円減少(2.3%減)しました。

◇市債が16.1億円減
中学校給食センターの整備完了などにより、市債が16億1千万円減少(40.8%減)しました。

市税…市民税・固定資産税・軽自動車税など
国庫支出金…国から市に交付されるもの
地方交付税…国税の一部を原資として、一定の基準により市に交付されるもの
市債…市が資金調達のために国や金融機関から借り入れるもの
府支出金…府から市に対して交付されるもの
地方譲与税・交付金など…国や府に納めた税などの一部が交付されるもの
その他…公共施設の使用料や行政サービスに対する分担金など

■歳出(一般会計)

◇扶助費が10億円増
児童手当の拡充や、子育て支援医療費助成の拡大通年化などにより、扶助費が10億1千万円増加(13.6%増)しました。

◇人件費が2.5億円増
会計年度任用職員のボーナス増額などにより、人件費が2億5千万円増加(3.4%増)しました。

◇物件費が6億円増
4月から始まる市立中学校給食運営費などにより、物件費が5億8千万円増加(12.8%増)しました。

扶助費…生活保護・児童手当・医療費助成など
人件費…職員の給与など
物件費…光熱水費・委託料など
建設事業費…道路・学校などの整備費
公債費…国や金融機関から借りた市債の返済
繰出金…特別会計などに支出する経費
補助費など…団体や市民への負担金・補助金など
その他…維持補修費など

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