■01 [お茶][歴史]お茶のまち・宇治
◇宇治茶の伝統「手摘み」を未来へつなぐ
市の多くの茶園では、伝統的な「手摘み」が今も行われており、毎年4月下旬から5月下旬に一番茶の新芽をお茶摘みさんが一葉一葉丁寧に手で摘みます。機械で摘まれた茶葉に比べ古葉や枝の混入が格段に少なくなるため、手摘みで摘み取られた新芽のみを使って製造される宇治のてん茶や玉露は、まさに高級茶と呼ぶにふさわしいものとなります。
今年開催された第78回全国茶品評会の審査会では、市内茶生産者が、てん茶の部において見事1等1席、農林水産大臣賞に輝かれ、さらに最も優秀な成績を収めた市町村に贈られる「産地賞」を、宇治市が3年連続、通算54回目となる受賞を果たしました。
市内産宇治茶の名誉ある賞の受賞は、日々製茶技術の向上に取組まれてきた茶生産者の努力の賜物であると同時に、市内産宇治茶の伝統である「手摘み」を長く支えてこられたお茶摘みさんのおかげと言えますが、年々その成り手は不足しています。
市では、人材確保の一手として、茶生産者とお茶摘みさんとして働いてみたい人をマッチングするお茶摘みさん登録制度「お茶摘みバンク」を開設しています。随時登録を受け付けていますので、興味のある人は農林茶業課までご連絡ください。
また、市では市内産宇治茶に欠かせない「手摘み」を守るため、様々な取組を行っています。「手摘み」を未来へつなぐ取組にあなたも参加してみませんか。
問合せ:農林茶業課
【電話】20・8723
■02 こんなときどうする?
◇「〇〇Payで返金します」は詐欺!
Q:ネット通販で商品を注文し電子マネーで支払いました。後日業者から「欠品のため〇〇Pay(コード決済)で返金する」と電話があり、指示通り「返金コード99800」を入力したところ99,800円送金してしまいました。返金してもらえますか。
A:コード決済を悪用し、商品代金とともに二重にお金を騙し取る手口です。コード決済事業者の規約上、相談者自身が操作している場合、補償が受けられないことが多く、消費生活センターでも被害救済は極めて困難です。
銀行振込みや電子マネーで支払っているのに「〇〇Payで返金する」と言われたら、詐欺を疑ってください。
コード決済は支払いのほか、アプリによってはアカウント同士で残高を「送る」「受け取る」ことが出来ます。被害に遭わないために、利用しているコード決済の操作方法をマスターしておきましょう。
問合せ:消費生活センター
【電話】20-8796
■03 共生[かんたん]手話入門
◇あなたも簡単な手話を覚えてみませんか。
体のどこかが痛いとき、日本語では、「頭痛」、「肩が痛い」、「腹痛」などと言いますが、手話は「視ることば」なので「場所+痛い」で表します。「痛い」という手話は、手の平を上に向け5指を曲げ、左右に振ります。痛い場所が見ることですぐに分かります。
※詳しくは本紙またはPDF版をご覧ください。
問合せ:障害福祉課
【電話】21-0419【FAX】22-7117
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