子宮頸がんは、性的接触等によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染により、子宮の出口(頸部)で発症するがんです。発症のピークは30代後半~40代後半ですが、近年では20代の発症率も増加しています。
初期は自覚症状がほとんどなく、多くは進行してから不正出血や、おりものの増加、異臭などの症状が現れます。放っておくと病気が進行し、子宮を失ったり、命を落とすこともあります。しかし、がんが子宮頸部にとどまっている状態で早期に発見し、治療すると、5年後の生存率は90%以上になります。
早期発見には検診受診が必須です。子宮がん検診は子宮頸部の細胞を採り、異常の有無を調べる細胞診で行います。
市では、20歳以上の奇数年齢の人に助成制度があり、1,700円の自己負担で受診できます。また、今年度41歳、51歳、61歳、71歳の人は無料で受診できます。5~6月に送付している受診券を確認の上、対象の人は令和6年2月15日(木)までに、実施医療機関に申し込みください。
問合せ:健康課(健康センターミルネ内)
【電話】88-5750
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