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食の都・函館(2)

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北海道函館市 クリエイティブ・コモンズ

■ド・モンティーユand北海道
ワインの黒船が函館で起こす革命

ドメーヌ・ド・モンティーユは、フランスのブルゴーニュにある300年の歴史を持つ家族経営のワイナリーで、世界で最も有名かつ伝統あるワイン生産者のひとりです。現当主であるエティエンヌ・ド・モンティーユさんは、日本産ワインの質の高さと多様性、北海道の気候がピノ・ノワールとシャルドネというブドウの栽培に適すると確信し、2017年、「ド・モンティーユand北海道」プロジェクトのもと外国のワイン生産者として初めて日本現地法人を立ち上げました。2023年にはワイナリーが完成し、世界における日本ワインの名声の高まりへの貢献が期待されています。

◇エティエンヌ・ド・モンティーユさん
将来的には函館産のド・モンティーユand北海道ワインを日本国内だけでなく海外でも販売します。

■ワイン専用 函館市のぶどう農園
◇鶴見ヴィンヤード(エチケットコレクター)
栽培地:桔梗町
栽培品種:
・(白ワイン用)シャルドネ
・(赤ワイン用)ピノ・ノワール

◇株式会社おおぞら葡萄園
栽培地:旭岡町
栽培品種:
・(白ワイン用)シャルドネ、リースリング等
・(赤ワイン用)山幸、ツヴァイゲルトレーベ等

◇株式会社農學舎
栽培地:鶴野町
栽培品種:
・(白ワイン用)シャルドネ、バッカス等
・(赤ワイン用)ピノ・ノワール、アルモノワール等

■(市の事業)ワインによる地域振興
新しい農業資源であるワインは、函館の食の魅力を向上させ、新たな付加価値を創出するものであり、遊休農地の解消、観光客や関係人口の増加など様々な波及効果が期待できます。市では、令和3年3月に「ワインによる地域振興指針」を策定し、「ワインの街はこだて」を目指してきました。令和6年度からは、市民の皆様にワインを身近に感じていただくため、「函館市ワインアカデミー」を開催し、「植樹体験会」、「テロワール体験会」は、大変好評をいただきました。これからもワインによる地域振興策を展開してまいります。

■いつでも幸せ、もっと幸せ。
四季折々の自然の恵み溢れる函館
◇春
・グリーンアスパラ
・サクラマス
・春採り昆布
・根ぼっけ etc

◇夏
・函館真昆布
・戸井マグロ
・函館サーモン
・ブリ etc

◇秋
・真ダラ
・スルメイカ
・長ネギ
・赤かぶ etc

◇冬
・ごっこ
・雪の下だいこん
・ミズダコ
・紅ズワイガニ etc

■新たなムーブメント
函館では近年、街の歴史や風土を生かした新たなグルメや食材が誕生しています。
◇エゾシカ「函鹿」
温暖な環境で餌に困らず痩せることがない。恵山地区はエゾシカの一大繁殖地となっており、ジビエは農作物被害の防止にもなっている。

◇ハコダテアンチョビ
一般的なアンチョビと違い、ふくよかな舌触りが特徴。イワシを食べる文化があまりなかったので、フードロスや環境被害の解決にも。

◇はこだて焼きピロシキ
ピロシキの本場では「揚げ」でなく「焼き」が一般的。本場スタイルの「焼き」をルールとして、ロシアと函館との歴史を感じさせる味に。

■(市の事業)食の都「函館」を発信
函館市は、海産物や農作物など食材が豊富な土地柄です。また開港により西洋文化が流入し、いち早く洋食の文化に触れたことで独自の食文化が花開き、発展を遂げました。近年は、まちの歴史や風土、食材を生かした新たなグルメが誕生し、「バル街」を代表とする数多くの食のイベントが開催されます。「食」はまちの魅力の一つとなっており、「市町村の魅力度ランキング」で5年振りに1位に返り咲きました。食産業振興課では、函館の食の価値を高め、内外から多くの人を呼び込むとともに、販路の拡大により地域経済の活性化を図るべく、食産業の振興に取り組んでいます。「食のブランド力向上」と「稼ぐ力の向上」を軸に、料理人や加工業者など食関連事業者への支援を行うなど、食産業の振興に関する取り組みを推進し、食の都「函館」を発信していきます。

このページの写真はすべて「おいしい函館」に掲載されています。

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